【「ADBOAT JAPAN(アドボート ジャパン)」の支援。明日、船にスポンサーのロゴマークが入ります。】
明日、僕の復興船「第十八 みさご丸」でもこの作業が行われます。
今日は、その作業するためのサッパ船(小舟)の準備します。
明日から、我が田野畑村に船にスポンサーのロゴマーク入ってきます。
イメージはこんな感じです。
趣旨
東北地方各地に未曽有の災禍をもたらした東日本大震災。人々のココロ、カラダ、そして多くモノやコトに大きな爪痕を残した3.11から4年目に入っていますが、現地の人々は今、復興に向けて着実な一歩を踏み出しつつあります。そして、そんな復興を支援する団体の一つに、「ADBOAT JAPAN(アドボート ジャパン)」があります。被災地の基幹産業である漁業の復活、そして港町の再生を掲げるその活動が、少しずつ、でも確実に、現地の復興の手助けとなっています。
これで、県南から行われていますが、このプロジェクトに乗った漁師は漁業資材が機械類や倉庫などに義援金を役立ています。
何よりもありがたいのは、そうした支援が今でもあるということです。
僕も、義援金が支給されれば、漁業資材に活用したいと考えています。
「第十八 みさご丸」のロゴマークが着いたら、画像を皆さんに紹介します。
さてどんな、ロゴマークになるのか・・。楽しみです。
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【漁船に広告漁師支援 「311被災地元気に」国内外企業が応援】
東京新聞 2013年1月15日
赤、緑、青などカラフルな企業のロゴマークを貼り付けた漁船が岩手県の漁港に並ぶ。東日本大震災で被災した漁師を支援する方法として、漁船に企業広告を出す動きが広がっている。仕掛け人は漁師でも広告業者でもない、盛岡市で老舗靴店を経営する菅原誠さん(38)。震災後に仲介会社を設立して無報酬で活動を続け、企業と漁師をつないでいる。 (山本真士)
菅原さんは震災後、津波の被災地を回って靴の提供などのボランティアをしていた時、漁船の船体が「白地に船名」ばかりであるのを見て、「F1カーのように広告を貼ったら格好いいんじゃないか」とひらめいた。震災半年後の二〇一一年九月、アド(広告)とボート(小舟)を組み合わせ、漁師と広告主を仲介する会社「アドボートジャパン」を設立した。
広告希望者は、企業、個人でもアドボートのホームページから申し込めます。
http://www.adboatjapan.com/
広告希望者は、企業、個人でもアドボートのホームページから申し込めます。
http://www.adboatjapan.com/
広告収入が入れば、津波被害を受けた漁師が船や設備の修復、購入にあてられる。船が格好良くなれば、気持ちも前向きになる-。「名案」と考えて漁港を回ったが、意外にも漁師は船の見た目が変わるのを嫌がって相手にされなかった。そんな中で岩手県大船渡市の小石浜漁港の漁師佐々木淳さん(41)が「漁師を応援してくれるなら、俺の船が犠牲になるよ」と名乗り出た。津波にも生き残った愛船を託してくれた。
数週間後、青色のアドボートのロゴを配した佐々木さんの船が港に浮かんだ。「なんだこれ」「派手だな」。周りの漁師は驚き、そして「格好いいな」との声が漏れた。
これを機に漁師たちから申し込みが殺到した。広告料金は個人は一口二万一千円、法人は一口十万円。菅原さんの商売の縁も駆使して呼び掛け、これまで約四十社、団体の広告が集まった。
イタリア、オランダのファッションブランドも七社あるほか、国内でもファッション関係に加えて千葉県のレストラン、石川県の機械メーカーが広告を出す。菅原さんは「海の上では宣伝効果があまりないことは広告主も分かっているが、支援の行き先が目に見えることが支持されたようです」と話す。
広告船は現在、岩手県内の大船渡市や釜石市、宮古市などを中心に三十隻に増え、さらに百五十隻が貼り付けを待つ。広告を出した飲食店と漁師が海産物の取引を始めたり、漁業を嫌っていた漁師の息子が後を継ぐことに前向きになったり、思わぬ効果も表れた。
しかし最近は新規の広告主が伸び悩みつつある。震災被害の風化の影響も心配する菅原さんは「沿岸の基幹産業である漁業が元気になれば、被災地全体も元気になる」との信念を持ち、本業の合間に奔走している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/list/CK2013011502100004.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/list/CK2013011502100004.html