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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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【三陸鉄道 5日の南リアリス腺に続いて、昨日は6日は北リアス線の開通】~ JRの釜石~宮古「山田線」と「大船渡腺」盛~気仙沼「気仙沼線」はJRが災害復旧で経営するのが筋。

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【三陸鉄道 5日の南リアリス腺に続いて、昨日は6日は北リアス線の開通】
昨日は北ルアス腺の開通式でした。
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これは、被災地にとって、おおきなことです。
漫画本にもなったように、瓦礫の中を走る「三陸鉄道」。彼らの魂はありがたかったですね。
あの1両の小さな車両が被災者を勇気付けたと思います。

これは、クエートなど海外など多くの支援があり、国も 「これは、予算をつけないと・・。」 でも思ったのかもしれません。早々と、復興予算とは別に、震災直後に国土交通省が復旧予算をつけたのですから。
大田大臣も、開業イベントに来ていました。

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  田野畑駅では、藤原紀香さん、あまちゃんで出演した駅長の大吉さん。副駅長 大田国土交通相、クエート大使館長妻などなどいらして、地元の人も郷土芸能をなどで出迎え、福来旗(大漁旗)で大勢の人が出迎えていました。

この日とばかりに、テレビでは地元テレビ放送局はこぞって生放送。ヘリも飛んでその様子を伝えていました。

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これで、名実共に三陸鉄道は全線開通したのです。
また、ダイヤもこれまで少なかったのですが、震災前と同じように増えて、非常に便利になります。ほぼ、震災前の芸状ダイヤです。

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何か、「おかえり三鉄」という旗をみて、胸に来るモノがありました。

一昨時の投稿の本文にあるように、とはいえ、この先視界が良好なわけではないのは分かっています。
津波により、鉄路周辺から、高台移転などで、住民が消えている駅が少なくないのです。2014年度の事業計画は乗客数目標を震災前の水準に近づく83万人としたのですが、「かなり厳しい目標」であるんも現実です。
http://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/62912835.html

JRの釜石~宮古「山田線」と「大船渡腺」盛~気仙沼「気仙沼線」はJRが災害復旧で経営するのが筋。
さらに、JRは、三陸鉄道と繋がる「赤字路線」はこの機に乗じて三陸鉄道に譲渡したい考えです。
JR線の釜石~宮古(山田線) 盛(大船渡)~気仙沼(気仙沼線)です。JR線は未だ復旧は、まだ目処が立っていません。

JRは、釜石~宮古(山田線) 盛(大船渡)~気仙沼(気仙沼線)は、赤字であるために、この区間を三陸鉄道に譲渡したい考えなのです。まるで、ドサクサにまぎれて、モノを捨てるような感じがしてなりません。

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本来、これはJRが復旧して運営すべきものです。
しかし、この震災をいい機会と捉えて、赤字てあったこの2つの路線を、離したい意向があるのです。 今、岩手県や被災沿線自治体と交渉していますが、やなかなか交渉が難航していますね。
被災住民とすれば、確かに乗り換えナシでいけるので、便利にはなります。
しかし、その分、赤字もすべて「三陸鉄道がずっと負うことになります」、少子高齢化、人口減少で、第三セクターの「三鉄」が長く継続するには負担が多きすぎるのは明白です。

本来、自然災害ですから、「JRが主体となり災害復旧」しるべきものです。
経営も震災前のようにやっていくのが建て前であるはずです。
それは、国土交通省も当前の事と捉えて当然です。

JRの態度は「時間を焦らしてる」感じが透けてみえますが、ここは「災害復旧法」の適用が当たり前ですから、
岩手県、沿線市町村長は、JRの意向を聴いいてはいけないと僕は思います。
これから、地方の財政は厳しくなりまし、震災後は税収など増える要素はないはずです。
それも踏まえて、長い目で判断して欲しいいと僕は考えます。
復興が一段落すれば、今のような助成、補助もなくなりますから・・。

まだ、こうした問題がありますが、三鉄の全線開通は昨日で一段落した事になります。

三陸鉄道は、多くの方々の支援があっての開通です。
感謝の気持ちを、自分も含め沿線住民はわすれず、MYレール意識を持って応援して行かなければならないでしょう。

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