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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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大気不安定 東北地方では27日にかけ大雨注意~塩分を含んだ土砂は不安定。地震と合わせて、要注意です。

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梅雨とは言え、被災地は連日雨が降っています。
今も雨が降っています。気温も低く、朝は寒い感じさえします。

津波被災地では津波が襲来した沿岸部の崖、土砂はまだ塩分が残っていて地盤がとても不安定になっています。
規模は小さいのけど、この長雨で土砂崩れ等が出てきています。道路に石などが崩れて来ています。

今後も雨は続きそうで、予報を見ると今月いっぱいは雨が降りそうです。
ヘタをすると、梅雨明けはないまま秋になる可能性があります。

太平洋高気圧の勢力が北に昇って来ないために、梅雨全線が同じ場所にいて、関東、東北地方で上がったり、下がったりしています。
怖いのは、ゲリラ豪雨です。

復興工事にも影響がでています。ウチの近くに工事現場の監督さんも「このままでは、工期に間に合わない」厳しい顔で話していました。

更に、今朝も地震がありました。

地盤が緩んでいるところに、地震の揺れがあれば・・・・。
揺れがキッカケでがけ崩れなどが発生するかもしれません。

塩分を含んだ土砂は、普段でも湿った空気でも水分を吸い取る性質があります。震災以降も港の前の崖が大規模に崩れた事があります。

遅れる港の復旧工事。想定外が起きる被災地現場~港のがけ崩れの現場に行ってきました・・。唖然としました。
                               2011/9/25(日) 午前 6:10

http://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/60969888.html

イメージ 3


イメージ 2

この時は、たまたま船を見回しに来ていた漁師がいて、ここに置いた2トントラックも土砂に流されて、港に転落。危機一髪だったようです。
夫婦で来ていたらしいのですが土砂で動き出したのが見えて、
ご主人が車から、奥さんを手で引っ張り出して命は助かったのです。数秒遅れていれば、海にクルマごと入ったでしょう。まさに危機一髪でしだったのです。

船は地盤沈下した岸壁で、錨を入れて岸壁からかなり離しておいたので無事だったのです。

↓↓海底に白く見えてるのが、トラックの運転台です。
イメージ 6

今、ここは復旧していますが、危険な場所はモットあります。
塩分で、樹木も枯れてしまい、崖の土に涵養能力もなくなっている上に常に湿った土砂となっていますから・・。


局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降れば、またこのようながけ崩れが起きる危険歳があります。
地震と合わせて、要注意です。

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大気不安定 東北地方では27日にかけ大雨注意
ウェザーマップ   2013年7月25日
大気不安定 東北地方では27日にかけ大雨注意
25日午後3時の実況天気図。南からの暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定。
 南から流れ込む暖かく湿った空気と、上空の寒気の影響で、26日にかけて東北地方を中心に、大気の状態が非常に不安定になるため、気象庁では、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうの降るおそれがあるとして、注意を呼びかけた。
東北地方では、26日にかけて、雷を伴って局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降り、大雨になる所がある。26日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で120ミリ。
27日頃にかけては、引き続き大気の状態が不安定なため、断続的に雨が降り、雨量はさらに増える見込みだ。同地方では7月上旬からの大雨の影響により地盤の緩んでいる所があり、土砂災害にも合わせて警戒する必要がある。
また、近畿中部、北部では25日夜遅くにかけて、新潟県では26日未明にかけて、岐阜県、愛知県では26日の明け方にかけて、局地的に1時間に40ミリから50ミリの激しい雨が降り、突風や落雷などの激しい現象に注意が必要だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130725-00010003-wmap-soci&pos=1
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