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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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「淡路島地震」 南海トラフ巨大地震との関連を指摘する声も ~ 「3.11」は、決して「対岸の火」ではないと肝に命じて欲しいと思います。

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昨日、沖で操業中に、釜石無線局から、「兵庫県淡路島付近を震源とする強い地震」があったことは知っていました。
家にら帰って来て、ネットを開いて見たら大きな地震で、被害も淡路島で家屋の被害等がニュースででていました。
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3.11との関連は不詳のようですが・・。2011、3.11以降、日本だけでなく地球全体で、地震が多くなっています。
毎日新聞 2013年04月13日 11時00分(最終更新 04月13日 14時16分)に、下のように伝えています。

淡路島地震:阪神大震災とは「タイプ異なる」逆断層型
↓↓地震で倒れて歩道をふさいだ民家の塀=兵庫県淡路市で
2013年4月13日午前7時49分、
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13日午前5時33分ごろ、兵庫県淡路島付近を震源とする強い地震があり、兵庫県淡路市で震度6弱、同県南あわじ市で震度5強、近畿地方を中心に中部から九州の広い地域で震度5弱~1の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは約15キロで、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・3と推定。1995年1月17日の阪神大震災(M7・3)以降、この地域で発生した地震としては最大となった。
 近畿地方で震度6弱を観測したのも阪神大震災以来。午後1時現在、最大で震度3を含む震度1
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以上の余震が11回発生している。大阪管区気象台は「震度5弱程度の余震に1週間程度は警戒が必要」と呼びかけた。
 
同気象台によると、今回の地震は地殻内の活断層で発生し、震源は阪神大震災を引き起こした野島断層など断層帯の南端に位置。阪神大震災は主に断層が平面的にずれ動く「横ずれ断層型」だったが、今回は東西に押し合う力が働いて縦にずれる「逆断層型」だった。東日本大震災の影響は分からないという。

http://mainichi.jp/select/news/20130413k0000e040179000c.html

そして、気になるのが、「阪神、南海トラフとの関係」はあるのか・・・・?
その、予兆でなけばいいのですが、3.11の時も3.8にやや大きな地震がありました。
その、3日後にM9.0という大地震を引き起こしているからです。

そして、毎日新聞 はこのような見出しで 4月13日(土)21時50分配信しています。
<淡路島地震>阪神、南海トラフとの関係は…

兵庫県淡路島付近を震源として13日発生したマグニチュード(M)6.3の地震は、震源が近かった1995年の阪神大震災(M7.3)とは異なるメカニズムで起きた。地震のエネルギーが縦方向に移動したため、規模の割には震度が大きく、震度の強い地域が集中したのが特徴だ。

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【現地から写真複数】水道管の破損で水が吹き出す道路 瓦が落ちた淡路城 地震で液状化した駐車場など

今回の地震は、プレートに東西方向に圧力が加わったことにより、断層が上下にずれた「逆断層型」だった。逆断層型では、地震のエネルギーが縦方向に伝わるため、震源の上の地域で震度が大きくなる傾向にある。このため、地震のエネルギーはM6.3で、最大震度は6弱を観測。震度の大きい地域も震源付近に集中した。
 一方、最大震度7の阪神大震災は淡路島内を通る野島断層が水平方向に動いたことが原因。地震のエネルギーが水平方向に断層を通じて分散し、広範囲で強い震度の地震が相次いだと言われている。
また、発生の可能性が指摘される東海、東南海、南海などでの南海トラフ巨大地震との関連を指摘する声もある。
 44年に東南海地震、2年後の46年に南海地震が発生した前後には内陸地震が相次いだ。日本列島に沿って太平洋側を走る海溝(南海トラフ)では海側のプレートが陸側のプレートの下に潜り込む。この影響で陸側のプレートがひずみ、陸側にある活断層がずれやすくなっているという。名古屋大の山岡耕春教授(地震学)は「日本列島はプレートに押されて圧縮されており、もともと地震が起きやすい。内陸で起きる地震もプレートにコントロールされている」と解説する。鳥取大の香川敬生教授(強震動地震学)は「今後も内陸性の地震が発生する可能性がある」とみる。
 一方で南海トラフ地震との関連は薄いとの見方もある。東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)は「阪神大震災によって発生地点のひずみの状況が変わったことに伴う地震だろう。ただし、南海トラフでの地震が近づくにつれ、内陸地震が増える傾向は歴史上知られている。これを機に防災への意識を高めておくことは大切だ」と話す。【渡辺諒、斎藤広子、池田知広】

専門家の意見は、色々なようです。
しかし、あまりこのような、「専門家」の意見は、私はあてにならないと思っています。あくまで、参考程度にしておかないと・・・。
地球の内部のことであり、その予測は不可能ですし、何処で起きてもおかしくない状態だと思うのです。


何故なら、3・11など震災前は、あまり「南海トラフ」と比べると論議にならなかったからです。
私自身も、
「南海トラフ」よりも先に、3.11東日本大震災がおきるなんて考えてもいませんでした。

前にも、この東南海トラフ地震、津波については当ブログでもその危険性を記事にしてきましたが・・。
やはり、最悪の事態を想定しておいたほうがいいかと僕は思います。

長周期地震動:南海トラフ連動時、大阪で「東日本」の5倍~「対岸の火」ではない。3.11を教訓に・・。                                 2012/5/23(水) 午前 4:48


東京、静岡、中部、名古屋、大阪、紀伊、四国、九州、の太平洋湾岸が、津波&火災で被災、高層ビルや都市は倒壊・火災など。
主要交通網やライフラインも停止、日本人口の半分弱が被災し、恐らく世界最悪の被害になると言われています。
 
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「3.11」の被災復興の痛み経験と教訓を日本人がどれだけ共有し、活かすことができるのか?
 
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↓このような大都市に、大地震、津波が襲ったら・・。日本人の半数が被災者となると言われています。
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「東海トラフ地震」や「首都直下型地震」、「活断層」は、このように当ブログでも何度

か取り上げ
て来ました。

2013.3.18 の産経新聞ではこのように伝えています。
<南海トラフ地震>被害想定220兆円 避難者950万人に

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  中央防災会議の作業部会が18日公表した南海トラフの巨大地震による経済被害想定は、日本経済や国家財政に甚大な打撃を与える厳しいシナリオとなった。東日本大震災をはるかに上回る巨大災害で、窮地に立つ被災地の姿も示した。 被災地で最悪のケースを見ると、揺れや津波で238万棟の建物が全壊し、32万人が死亡。被害が集中する静岡、愛知、三重の3県では6~8割が断水し、復旧に2カ月かかる。停電は東海、近畿、四国などの9割に及ぶ。家屋が無事でも断水で生活できない人が避難所に移動するため、避難者は1週間後に最大となり950万人に。約半数の500万人が避難所に詰めかけ、収容しきれなくなる。  ーー以下略ーー
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130318/dst13031821490018-n1.htm
  

それは、東北とは人口密度も工業地帯の科学工場などもあります。
さらに、近くの原発もあります。
もし、中央防災会議の作業部会が18日公表した南海トラフの巨大地震による経済被害想定を当てはめるなら、日本は高齢者社会の中で、復旧、復興は困難を極めると思います。
戦後復興とは、人口社会構造も違い、おそらく、敗戦した時と状況がまるで違うのですから・・・。



とにかく、しばらくは余震もあるでしょうし、このような、大きな災害にな

る可能性も否定できないのです。

「3.11」は、決して「対岸の火」ではないと肝に命じて

欲しいと思います。
 

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