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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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「東日本大震災から6年1ヶ月」ー 【「あっち」と「こっち」ー「こっち」は永田町 中央が中心軸だと言わんばかりの「上から目線」だ。 その中には「謙虚さ」はみじんも感じられない】

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「東日本大震災から6年1ヶ月」ー
「あっち」と「こっち」ー「こっち」は永田町 中央が中心軸だと言わんばかりの「上から目線」だ。 その中には「謙虚さ」はみじんも感じられない】
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「あっち」と「こっち」。という言葉は、いずれも指示語だが、時と場合によっては「敵」と「味方」の違いぐらい、大きな距離感を醸し出す時がある。
 ある意味、使う人間の「立ち位置」を読み取れる言葉でもある。と、この前の、今村復興大臣の言葉でそれを感じた。
「東日本大震災から6年1ヶ月」ー
【「あっち」と「こっち」ー「こっち」は永田町 中央が中心軸だと言わんばかりの「上から目線」だ。 その中には「謙虚さ」はみじんも感じられない】
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【永田町の失言騒動 復興政策の司令塔であり、被災地支援政策を担う政治家 被災者との距離感を感じた。】
 東日本大震災の被災地である、「台風10号」は昨年の8月30に集中豪雨で、ダブル被災した。岩手の宮古市以北から久慈市まで、なかでも岩泉町が死者9人と行方不明者などほか、町が水没した。その台風10号被災地を視察した務台俊介内閣府政務官は、豪雨災害視察に「ゴム長靴を忘れて持って現場に入って、町役場職員におんぶされた失態」に飽きたらず、「長靴業界はもうかっただろう」などと、口を滑らせ辞任した。
 続いてこの前は今村雅弘復興相の“暴言”は弁解の余地がない「震災は、これがまだ東北で、あっちの方でよかった」と暴言を吐き更迭された。
 復興政策の司令塔であり、被災地の代弁者である人間が「あっち」と語る。しゃべった場所が東京だったにせよ、被災地との心の距離感が透けて見える。
画像に含まれている可能性があるもの:3人、立ってる(複数の人)

【それでは「こっち」とはどこか。内閣であり、霞が関であり、復興庁であり、いずれ安倍政権である政府だろう】
 画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる、スーツ「こっち」とはこの場合どこを意味するのだろうか。
やはり、政府であろう。それは、内閣であり、霞が関であり、復興庁であり、いずれ安倍政権であるという意識は明白だ。
 自分らが、中央が中心軸だと言わんばかりの「上から目線」だ。 その中には「謙虚さ」はみじんも感じられないと思った」 
 それは、務台俊介内閣府政務官の「長靴業界はもうかっただろう」という吐きゼリフ。
 それは、この前の「東北で良かった発言」の他に、記者会見でフリーランスのジェーナリストの質問に「何て無礼なこと言うんだ。撤回しなさい」そして「出ていきなさい」「うるさい」との発言につながったことだ。

【全く上から目線で、「自分は偉い政治家」と言わんばかりの謙虚さのなさには呆れた】
 画像に含まれている可能性があるもの:4人、立ってる(複数の人)、テキストこんな事を投稿すると、自民党の大幹事長から「一行でも首を取るのか」と批判が来そうな、これまた、全く政治家としてのレベルの低さを感じる。 
 この発言もあまりに無神経だし、「あななた様は、選挙で選ばれた人であり、「本当に大丈夫か?」と言いたくなる。
これでは、被災地としては、とてもじゃないが、「ともに前向いて進めない」と感じさせた。

 一連の暴言について【平成の『白河以北一山百文』発言だ】という指摘が識者からあった。
昔から東北人は総じて人がいい。 本気になって怒らない。 
被災者は「東京までの時間距離は大きく縮まったとはいえ、心の距離は蔑視された時代のままだなあ」と・・。
なるほど、これも東日本大震災の教訓なのか。

『白河以北一山百文』とは
「白河の関所より北の土地は、 一山で百文にしかならない荒れ地ばかり」という侮蔑表現。 戊辰戦争以来、新政府軍を 率いる薩長土肥側が東北地方を卑下して用いた。

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