【集落の孤立から昨日全てが解消された。だが、避難所では持病を持つ人、ストレスが溜まっているのは確実 早期の医療体制を】
私は、どうしても5年半前の「東日本大震災の事が頭にこびりついているために、この台風10号の災害と比較してしまう。
だが、はやり同じ思いが蘇って来る。
私は、どうしても5年半前の「東日本大震災の事が頭にこびりついているために、この台風10号の災害と比較してしまう。
だが、はやり同じ思いが蘇って来る。
東日本大震災の場合は、もっと広い体育館で人数も多く、仮設住宅ができるまでは、半年以上の時間がかかった。
だから、3週間でのストレスなどは当然あったのだろうが、被災者はあの時はおそらく沢山の命を奪った地震や津波の恐ろしさをの方が先に立っていたように過去ブログからも感じる。
【三陸大津波ー安否確認できなかった。『その1日目携帯投稿記事 2011/3/27(日) 午前 7:09】
http://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/60450555.html
【つづき、三陸大津波。安否確認できなかった。『その2』携帯投稿記事 2011/3/27(日) 午前 8:19】
http://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/60450696.html
http://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/60450696.html
3週間といえば、雪が降りとても寒い3月だったし、収まらない大きな余震と繰り返された「津波注意報」。
そして自衛隊員の遺体捜査が続き、遺体の遺族がなかなか判明しないようななかにいて、被災者の安否不明者もたくさんいた。
遺体収容所にはどんどん遺体が溜まって行く一方だった。その度に、安否確認取れない人ではないかと線香の匂いのする収容所に行っては確認する作業が残された被災者の日課となっていた。
人間にとってあれほどのストレスがあろうかと今でも思う。
そして避難所では被災者は、右も左もわからず、現実として捉えられない恐怖と悲しみの中にいた。DMATのような医療チームの人でが回らず、小さな田野畑では全てが後回しにされた。
そして、
【東北大海嘯。~被災者の心のケアを…。 携帯投稿記事 2011/4/1(金) 午前 7:12】
http://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/60462703.html
引用:「さて、今回の大津波。目の前で、肉親が瓦礫の泥波に流れたねを見た人々が沢山いる。僕の自分の漁の事故からのPTSDとは、比にならないと思う。
昨日の夜、村の避難所に行ってみた。やはり、津波のことが頭から離れず、日ごとに不眠を訴える人たちがいた。本人はプライバシーのない集団生活が原因と勘違いしている気がした。僕は医師ではないただ急性のPTSDの経験者だ。この人たちを慢性のPTSDにしてはいけない。これからは、物資の支援と合わせて心のケアが必要だと痛感した。※転載、コピペして拡散お願いします。」ーー以下略ーー
そして自衛隊員の遺体捜査が続き、遺体の遺族がなかなか判明しないようななかにいて、被災者の安否不明者もたくさんいた。
遺体収容所にはどんどん遺体が溜まって行く一方だった。その度に、安否確認取れない人ではないかと線香の匂いのする収容所に行っては確認する作業が残された被災者の日課となっていた。
人間にとってあれほどのストレスがあろうかと今でも思う。
そして避難所では被災者は、右も左もわからず、現実として捉えられない恐怖と悲しみの中にいた。DMATのような医療チームの人でが回らず、小さな田野畑では全てが後回しにされた。
そして、
【東北大海嘯。~被災者の心のケアを…。 携帯投稿記事 2011/4/1(金) 午前 7:12】
http://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/60462703.html
引用:「さて、今回の大津波。目の前で、肉親が瓦礫の泥波に流れたねを見た人々が沢山いる。僕の自分の漁の事故からのPTSDとは、比にならないと思う。
昨日の夜、村の避難所に行ってみた。やはり、津波のことが頭から離れず、日ごとに不眠を訴える人たちがいた。本人はプライバシーのない集団生活が原因と勘違いしている気がした。僕は医師ではないただ急性のPTSDの経験者だ。この人たちを慢性のPTSDにしてはいけない。これからは、物資の支援と合わせて心のケアが必要だと痛感した。※転載、コピペして拡散お願いします。」ーー以下略ーー
と記してある。この頃からようやく避難所のことが気になり記事にしたのだろうと思う。
あの時は、時の軸と出来事の軸がハッキリセずにウル覚え担っているのだ。
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【地元済生会病院と震災経験医療関係者の派遣を県に依頼すべき、心のケアは遅れては厄介になる。早期のケアが必要だ】
さて、岩泉町の三週間目でのストレス表面化は理解できる。はじめて襲うストレスなのかも知れない。
これからは、被災地の復旧よりも、せっかく助かった命を無駄にしない事が優先される。被災者の人たちの心身のケアだろう。

それでも、岩泉には「済生会病院」があり機能してるからなんとでもなる。
共同生活でストレスをため、心身の不調を訴える声が増えるのは当然だ。今後の生活への不安や不眠を訴える人が多く、乳幼児が騒がないように母親は相当気を使ってストレスをタメているのは間違いないだろう。
共同生活でストレスをため、心身の不調を訴える声が増えるのは当然だ。今後の生活への不安や不眠を訴える人が多く、乳幼児が騒がないように母親は相当気を使ってストレスをタメているのは間違いないだろう。
そこで、町は「済生会病院」などから看護師らを派遣してケアに当たっているが、やはり、人手がたりないので大変なストレスが今度は看護婦、医療関係者にかかるのでそこは注意が必要だと思う。
いろいろな手は打ってはいるのかも知れないが、やはりこんな時は県に依頼して看護婦、臨床心理士など派遣してもらうしかないだろう。宮古市、久慈市の罹災してるのであてにはならないのではないだろうか? 内陸の県立病院からの派遣での対応しかないように思う。
津波でもそうだったが、水が引いた後のあの悲惨な光景が目に焼き付きPTSD(心的外傷後ストレルショック傷害)になってる人もいるように感じる。不眠などはその症状の一つだ。
岩手医療関係者には、東日本大震災での経験を持つ人が被災自治体職員同様に沢山いる。
岩手医療関係者には、東日本大震災での経験を持つ人が被災自治体職員同様に沢山いる。

これから、そうした経験と地検を持ち合わせた人材はいるわけで、そうした医療関係者をドンドン送り込んで欲しい。
仮設住宅に移ればかなり、プライバシーも保護されて、ストレスも少なくなるはずである。
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【<台風10号>避難長期化 ストレス表面化】
河北新報 2016年9月20日
http://www.kahoku.co.jp/tohokune…/201609/20160920_33008.html
台風10号豪雨被害から3週間となる岩手県岩泉町で、長期化する避難所生活に被災住民が疲労の色を濃くしている。共同生活でストレスをため、心身の不調を訴える声が増えており、町は看護師らを派遣してケアに当たる。生活基盤の復旧が長引いているため、町は被災を免れた世帯を含め全約4500世帯を対象に健康訪問調査を開始。町民の健康維持に全力を挙げる。
「知らない人と寝起きを共にするのは気苦労が絶えない。日増しに疲れがたまっていく」。124人が避難する岩泉町民会館に、1人で身を寄せる同町岩泉向町の無職佐々木エミさん(74)が打ち明ける。
自宅1階の天井近くまで浸水。2階に逃れ、翌朝、消防士に救出された。脳梗塞と糖尿病を患い、薬の服用とインスリンの注射が欠かせない。保健師がすぐに手配してくれたが、慣れない環境の中、持病の悪化を心配する。
町内では19日現在、4カ所の避難所に計343人が暮らす。被災から3週間となり、当初は気が張り詰めて抑えられていた心身のストレスが表面化する懸念がある。避難所では相談コーナーや健康管理コーナーを設け、社会福祉士や看護師らが目配りする。
町民会館に派遣された済生会岩泉病院の看護師有原裕子さん(33)は「今後の生活への不安や不眠を訴える人が多い。お年寄りの血圧は被災前より高く、乳幼児が騒がないように母親は相当気を使っている」と現状を説明する。
町は7日から、在宅被災者や被災しなかった住民を含めた訪問調査に乗り出している。岩手県健康国保課によると、今月末まで各市町村から延べ約280人の保健師を投入し、全世帯を回る。
同課の担当者は「全体像を把握し、被災の有無にかかわらず支援の必要があるかどうか確認する」と話す。
仮設住宅に移ればかなり、プライバシーも保護されて、ストレスも少なくなるはずである。
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【<台風10号>避難長期化 ストレス表面化】
河北新報 2016年9月20日
http://www.kahoku.co.jp/tohokune…/201609/20160920_33008.html

「知らない人と寝起きを共にするのは気苦労が絶えない。日増しに疲れがたまっていく」。124人が避難する岩泉町民会館に、1人で身を寄せる同町岩泉向町の無職佐々木エミさん(74)が打ち明ける。
自宅1階の天井近くまで浸水。2階に逃れ、翌朝、消防士に救出された。脳梗塞と糖尿病を患い、薬の服用とインスリンの注射が欠かせない。保健師がすぐに手配してくれたが、慣れない環境の中、持病の悪化を心配する。
町内では19日現在、4カ所の避難所に計343人が暮らす。被災から3週間となり、当初は気が張り詰めて抑えられていた心身のストレスが表面化する懸念がある。避難所では相談コーナーや健康管理コーナーを設け、社会福祉士や看護師らが目配りする。
町民会館に派遣された済生会岩泉病院の看護師有原裕子さん(33)は「今後の生活への不安や不眠を訴える人が多い。お年寄りの血圧は被災前より高く、乳幼児が騒がないように母親は相当気を使っている」と現状を説明する。
町は7日から、在宅被災者や被災しなかった住民を含めた訪問調査に乗り出している。岩手県健康国保課によると、今月末まで各市町村から延べ約280人の保健師を投入し、全世帯を回る。
同課の担当者は「全体像を把握し、被災の有無にかかわらず支援の必要があるかどうか確認する」と話す。