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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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安倍晋三に政治利用されてきた被災者。 「被災者と寄り添った復興を進める」ウソだった。災害弱者を見捨てる政治はやめて、真摯に被災者と向かうべき。 

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安倍晋三に政治利用されてきた被災者。 「被災者と寄り添った復興を進める」ウソ。災害弱者を見捨てる政治はやめて、真摯に被災者と向かうべき。
激甚災害された台風10号での二重に被災した被災者の取り扱いはどうなるのか? 早期に被災者に明確に方針を示して欲しいのだ。
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台風10号被害の特徴は、過去にも例のない災害。
 「東日本大震災」の地震と津波の自然災害で復興途中だった事業が沢山残る中で、過去に例がない台風の東北直接上陸での豪雨災害の被災地が重なったことだ。
今村雅弘復興相は16日の閣議後の記者会見で、東日本大震災と先月の台風10号豪雨で二重に被災した岩手県内の漁業施設などの復旧費について、震災被害の復旧が終わらない段階で台風被害を受けた場合、復興予算を充てる方針を示した。
 今村氏は15日、宮古市などを視察し、震災と台風10号で被災した施設復旧に震災復興予算を活用するらしい。
 しかし、これはあくまでも、復興工事中のあの悪しき巨大防潮堤の話であって、直接、被災者への対応を話したわけではない。

一番大事な事が抜けている、あの防潮堤など被災者にとっては不要なもので、工事をやめてもいいくらいだ。
海が見えないために亡くなった人は実に多い。「人は津波が見えて逃げる」この教訓は何度も請願したが生かせれなかった。更に、防潮堤の背後には住宅は建てられない。だから、ひとが住んでないのにこの高さの防波堤は一体誰を守る壁なのか? 現場に来ないで考えるからだし、縦割り行政の無駄遣いがここにもある。しかも、ゼネコンばかりが喜ぶ膨大な予算だ。(自民党議員の懐もかなり潤った事はまちがいない。)この予算を被災者の生活復旧支援に回してほしかった。しかし、時はすでの遅し、何度も請願しても聞き入れない政治って何のためにあるのか分からない今の日本の縮図がここ三陸にある。
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問題は、そこに住んでいて台風10号豪雨で二重に被災した被災者のこれからの復興のことである。
東日本大震災の被災者には、5年6ヶ月で2つの被災をしたことになりこれも、復興半ばでの話。
 台風10号豪雨は激甚災害されたが、この二重に被災した被災者の取り扱いはどうなるのか? 明確に方針を示して欲しいのだ。
でなけば、岩手県、被災自治体のこれからの対応。そして、何より二重に被災した被災者は露頭に迷う事になる。

政府官邸はいつもそうである。それは「被災者が不安になる」ことは後回しすることだ。
 東日本大震災の津波被災者には、遅くてハード事業だけに特化した復興だったと言える。だから、今での13万人の人が避難生活や仮説住宅から出られないでいる。6年半経過して誰がこんなに復興が遅れると当初に想像しただろう。
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イメージ 3フクシマなどはもっと酷い現実にある。除染土だけが増えただけで、ほとんど何も復興していない。そして、あろうことか、線量が低くなったとウソいい、避難区域解除した。それは、まるで狂人的とも言えことだ、国民の健康も考えない・・。かと思う。
まだ線量が高い所に被災者を住まわせようと躍起になっている。考えられない、恐ろしい政治がまかり通っているのが現実なのだ。
 とにかく、あの総理になって、原子力村の言いなりになって、他の原発はフクシマは見捨てて再稼働させている。この有り様で4年経過してきたのだ。
安倍晋三によって、やはり弱者は見捨てられた。


安倍晋三はこれまで、テレビのインタビューには「被災者と寄り添った復興を進める」とこれまで、何度も災3県を尋ねる度にそう話してきた。
しかし、待てど暮らせど、現実にには、「その場だけの話で」具体的に被災者に対する予算措置も法的措置も新たに変わる事は無かったのである。つまり、被災者をその場限りの話でごまかした事になる。
要するに彼は被災者を利用した。「テレビ国民にはいいことをいうなあ」と思われる事だけの放送をさせて、選挙で有利になるように自分の支持率を上げることだけを考えての言動である。他の事を見てもその手口は沢山ある。
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 一般の人にはなかなか分からないだろうが、 被災者に獲ってそれはダマサれてきて、この不信感は積りに積もっている。増々不安材料が増えたのだ。
 こういうことを書くと、「被災者に対する予算措置が必要なら、批判的な事は言うな」という忠告はたくさんあり、それも承知している。

 しかし、これまでのあまりにも酷いやり方にも黙っていられる冷静さを私は持っていないし、それよりも多くの支援者などのこうした真実を知ってほしいのである。



激甚災害された台風10号での東日本大震災との二重に被災した被災者の取り扱いはどうなるのか? 
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 住宅災害、中小企業被災、漁業者被災、畜産、農業被害を受けた人への、具体的、法的措置、支援制度の確率を急ぐべきだし、県、被災自治体も強く要請して、いくらかでも、早期に被災者に明確に方針を示して欲しいのだ。

これは、被災者共通の心の叫びである。
ウソは辞めて、本気での対応をして欲しい。 
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【<台風10号>震災と二重被災 復興予算を充当】
河北新報 2016年9月17日
www.kahoku.co.jp/tohokunews/.../20160917_31015.html
今村雅弘復興相は16日の閣議後の記者会見で、東日本大震災と先月の台風10号豪雨で二重に被災した岩手県内の漁業施設などの復旧費について、震災被害の復旧が終わらない段階で台風被害を受けた場合、復興予算を充てる方針を示した。
 今村氏は「震災復興で修理している途中で台風被害に遭った防波堤の復旧は、復興庁の予算で賄う。いったん完成して壊れた施設は一般的な対応になる。(両方のケースが)重なる場合は、弾力的に対応していきたい」と述べた。
 今村氏は15日、宮古市などを視察し、震災と台風10号で被災した施設復旧に震災復興予算を活用する考えを明らかにしていた。

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