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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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今日は5月5日で子供の日の祝日。震災で「端午の節句」の廃れる文化。~子供の数も激減で「鯉のぼり」を見るこ とさえ少なくなっています。~

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おはようございます。

今日は5月5日で子供の日の祝日です。

5年前のGWの子どもの日を思いだしますね~~。

震災直後の端午の節句です。旧暦2011/5/5、丁度、月命日と重なったのです。
震災直後の端午の節句です。まだ瓦礫がそのままだった2,011年5月5日。すこかやな子どもの成長を願ってのささやかな鯉のぼりです。


僕の村、岩手県・田野畑村では、殆ど端午の節句は旧暦で行なわれています。
今年は6月9日(木曜日)にあたります。地方では結講、この風習がおおいようですね。
この日は、山に入り家の屋根の上の4面に、また船に「蓬(ヨモギ)と菖蒲」を上げて、チマキを作り、菖蒲湯に入ります。

▼以前の端午の節句。蓬と菖蒲をこのように屋根に上げていました。
菖蒲湯 



しかし、東日本大震災の後はこの風習もすたれました。今ではほどんど新暦で行うようになっています。

 大きな震災で、このような風習まで変化してるのを見ると、少し悲しい感じがします。あの震災直後には「端午の節句」をやれなかったからでしょうか? 高齢者ばかりが増えて子供が少なくなった事も理由としてあるでしょう。
まだ長い、仮設住宅ぐらしのところは沢山残っています。子供もおらず、残ってるのは殆ど高齢者ばかりです。

今では津波被害のなかったところで半分ぐらい残っている程度です。

子供の数も激減してるので、「鯉のぼり」を見るこ

とさえ少なくなっています。

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