岩手県は11日、1年と3ヶ月経過して・・。
ようやく、まちづくりや漁港整備など社会資本整備の工程をまとめた「復旧・復興ロードマップ(総括工程表)」を公表した。
このような、「復旧・復興ロードマップ(総括工程表)」はとてもありがたい。
被災者にとって、これから復興はどう進むのか・・・・?
被災者にとって、これから復興はどう進むのか・・・・?
不安に思っていたことが、明記出れているから気持ち的には、とても楽になる思いがする。
同マップは、18年度までとなっているが・・。
人材不足、宿泊所不足や色々な想定していないことも予想される中で、この予定はずれ込む事は、必至だと考えておかなければならないだろう。
しかし、大きな目に見える指針であり、被災者にとっては、心強いマップであることは間違いない。

これまで、具体的な方針が見えなかったから・・・・・。非常に不安と焦りを感じていた。
そんな中、上記のような工程表が発表された意味は大きい。
そんな中、上記のような工程表が発表された意味は大きい。
↓被災地のほとんど変化しない光景。焦りと不安をもっていた。
下の工事は、復興工事ではなく、あくまで災害復旧工事。
下の工事は、復興工事ではなく、あくまで災害復旧工事。
昨日も記したように、被災者や被災企業には、「ハサミ格差」が生まれている。
このまま、時間が経過すればハサミは広がる一方だと思う。
このまま、時間が経過すればハサミは広がる一方だと思う。
▲「自力で頑張って復旧をどんどん進めてる人、企業」
そして、
▲「政府や行政の支援や援助を漫全と待ってる人」
▲「再建など、考えず、仮設住宅にこもってる人。パチンコ三昧の人などなど・」
個人や企業では、このような格差が出てきてる現実のなかで・・。
岩手県としてのこのような、指針となるマップは、とてもありがたい。
政府の対応の遅れもあり、ここまでずれ込んだが、
こうして「復旧・復興ロードマップ(総括工程表)」を公表した意味は、とても大きい。
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高台移転、18年度までに 岩手県復旧・復興ロードマップ
岩手日報 (2012/06/12)
岩手県は11日、まちづくりや漁港整備など社会資本整備の工程をまとめた「復旧・復興ロードマップ(総括工程表)」を公表した。
海岸保全施設、まちづくり、復興道路、災害復興公営住宅、漁港の5分野の事業や地域ごとのスケジュールを掲載。高台移転を行う防災集団移転事業は早い釜石市で本年度末から住宅建設が始まり、全43地区で2018年度までに完了する予定。県管理漁港は山田町以北が14年度、大槌町以南は15年度までに復旧する見通しだ。
県は、被災者の生活設計や再建に役立ててもらうことを目的に社会資本整備のスケジュールをまとめた。
まちづくりは沿岸11市町村で実施する防災集団移転、土地区画整理事業などを記載。防災集団移転事業は7市町村計43地区で行われ、野田村や釜石市などの早い地区で15年度まで、全地区終了は18年度までを予定する。漁業集落防災機能強化事業は9市町村の30地区で計画。16年度までに全地区で完了する。