良くない潮が入ってきましたねーー。
海の季節も、3週間は遅れています。今頃、こんな潮が入ってくるのは、遅れている証拠です。
昨日は、北東の風が強い中
ウサギが跳ねて(風が吹いて、海面に白浪が立つ事)、少し、三角波がたっていましたが、操業してきました。不漁の中、網を巻き上げるのは嫌なんですが・・。
なんとしても、 「復興、ごちそう券」を買ってくださった方々に、送りたいためです。
前の日に、発送予定を立ててるためです。
なんとしても、 「復興、ごちそう券」を買ってくださった方々に、送りたいためです。
前の日に、発送予定を立ててるためです。
全部で、45人ですが、あと、7人となりました。もう少しで終わります。
しかし、昨日は不漁でした。
完全に海底の水が変化しましたねーー。
不漁でしたが、なんとか昨日の発送分は、獲ってきて送りました。
不漁でしたが、なんとか昨日の発送分は、獲ってきて送りました。
昨日、僕が感じる限り
海の様子が・・。変でした。海水の色が違いました。
全く、濁った水で黄色が混じった感じの色です。
全く、濁った水で黄色が混じった感じの色です。
これは、キヨミズ(オホーツク海から流れて来る、植物生プランクトンを持った、栄養のある水で、塩分濃度が低いのです。)と言って、塩分濃度が低い潮が入ってきた感じです。
これが、引くまでは少し休漁します。
恐らく、今日は、昨日よりももっとダメだと思います。
これが、引くまでは少し休漁します。
恐らく、今日は、昨日よりももっとダメだと思います。
は、今日よりダメでしょう。こんな、時は漁具を動かさない方が得策です。
なので、出漁は、見合わせですね。
なので、出漁は、見合わせですね。
まあ、いい骨休めと思って、こんなときは、じっくり時をまつのです。
これも、大事な見極めと仕事のウチなのです。
明日も、定期診察で病院で休みます。血圧が高いので、循環器内科の受診を受けなければなりません。
今日はブログ更新が終えたら、作業倉庫に行って、漁具づくりをします。
あと、二本。200個追加で漁場に投入する準備です。
新品の網を、漁協から借金して注文してありますが、7月~8月でないと入ってきません。
製造が間に合わないためです。
製造が間に合わないためです。
↓これが、一本分のカゴ網、100個です。
そして、午後4時からは岩手県漁船漁業組合のカゴ部会の田野畑漁協の会議です。
僕は、これまで幹事をやっていましたが、今回で引退したいと思っています。
それは、新たに始まる、漁業復興関係での※1「岩手県漁民組合」の方の仕事をしたいと考えてるためです。
「岩手県漁民組合」の概要は、
復興掲げ 岩手県漁民組合誕生/漁業っていいな、と若者が思える組織に

後押ししたのは
▲大泉一貫宮城大学教授
▲大泉一貫宮城大学教授
専門は農業経済学。規制緩和や農漁業と商工の連携を訴えています。
▲勝川俊雄三重大学准教授
専門は、水産資源管理。漁協中心の古い漁業からの脱却を訴えてる。
僕は無党派の人間ですが、政治では「日本共産党」が親身になって、この事業を推進して行こうとしています。
僕が見る限り、政党の中で、被災地で共産党が、一番、被災者のために、動いてます。
漁業に限らず、多分やでそれを感じます。
僕が見る限り、政党の中で、被災地で共産党が、一番、被災者のために、動いてます。
漁業に限らず、多分やでそれを感じます。
実際に被災地では
政府民主党、野党の自民党などは、なんにも現地での活動はしていません。
中央にいて、既得権益を守ってるだけに感じます。そして、この政党同士が足の引っ張りあいを演じているのです。
どちらの政党も、官僚に言いなりになって結局は、政治家主導の舵取りになっていないと、痛感します。
官僚もまた、既得権益を3.11をうまく利用して、復興を傘に増幅しています。
まるっきり、国家の寄生虫みたいで、気持ちが悪いです。
簡単にいえば、前に戻る復興ではなくて、復興プラスαでないといけないと考えていたからです。
「資源管理を考えた、沢山とる漁業から工夫して利益が漁師に回る漁業に・・。消費者と漁師が直接結びつくようになります。適正な価格設定を漁師が付けられる漁業への転換です。」
僕もこの趣旨には3.11前から賛同していました。
漁業研究所のメンバーを誘って、数人で加入しています。
この、思考や活動こそが、今後の漁業振興の大きな鍵を握っていると思っていたからです。
当初は、自分でこのようなことをやろうと思っていましたが、個人の力にはやはり限界があります。
「寄らば大樹の影」ですね。この団体に加入した訳です。
下記の動画。非常にわかりやすいインタビューです。どうぞ、ご覧頂きたいです。
漁業者インタビュー 「岩手県漁民組合について」
※「岩手県漁師組合」とは・・。
東日本大震災で大きな被害を受けた三陸沿岸で、漁業の復興と漁民の生活と権利を守ることを掲げ、岩手県漁民組合の結成総会が1月22日、同県山田町で行われました。
同組合は昨年10月に結成された山田漁民組合を、全県の漁民を対象にした組合として発展させることにしたもの。漁民の所得向上と、漁民の声を大事にする漁業協同組合運営の民主化を求めていくとしています。
同組合は昨年10月に結成された山田漁民組合を、全県の漁民を対象にした組合として発展させることにしたもの。漁民の所得向上と、漁民の声を大事にする漁業協同組合運営の民主化を求めていくとしています。
現在は、沿岸全市町村の漁民=漁師(漁船漁業者)が、どんどん参加しています。
ちょいと視点を変えて、古い話ですが・・。
「漁民組合」?
あまり聞きなれない言葉ですよね。
農民組合はよく聞く。
というか、「寅さん」が一時、〇〇農民組合の職員として働いた経験を持っている。
「岩手県漁民組合」がいうように、「漁協との関係についても、"対立するのでなく漁業の発展のために互いに力を出そう"という意見が出ました。」という組織だ。
「寅さん」が働いていた農民組合の組合員は同時に全員農協に入っていた。
「信用関連」(金融関連)は農協だった。売上代金は農協の口座に振り込まれた。農薬や肥料も農協主体だった。
違ったのは「独自の生産技術(低農薬etc・・・・)」「独自の販路」などだった。
「岩手県漁民組合」を知らずに「寅さん」は何も書けないが、大漁旗を背に全員が満面の笑みを浮かべている写真を見て、「岩手県漁民組合」の発展を願っている。そんな感じがします。
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さて、この組合がどのようになって発展していくのか・・。
これは、漁業の活性化に大きな期待がかかります。このような、経営でないと、燃油、資材の高騰。ただただ、中間業者に価格を決められて、消費者も無駄なお金を支払っています。当然、たらい回しにされた魚は、鮮度も落ちます。
これは、漁業の活性化に大きな期待がかかります。このような、経営でないと、燃油、資材の高騰。ただただ、中間業者に価格を決められて、消費者も無駄なお金を支払っています。当然、たらい回しにされた魚は、鮮度も落ちます。
どうか、漁師と消費者を直接結びつけたい、消費者の意見も聴いた、漁師の工夫もしたいのです。
どうかこの、「漁民組合」を応援し行ってください。