おはようございます。
昨日も温かい日でしたね。今日も昨日くらいの温かい日になりそうです。
▼コンパネ板を買いに、普代村に行ってきました。そしたら、丁度、田野畑の大型定置網の船がドックするところに遭遇しました。
このドックから田野畑の漁協自営の大型定置網の仕事はじめです。船をまずドックしてからのはじまり。
▼定置網の人たちに「きんやが今年から定置網に入ると思っていたが、入ればいいのに」なんて多くの冗談を言われて・・。若い時に定置網で働いた事もあり、そういう噂が流れていたようです。苦笑いしてきました。
確かに決まった給料は貰えるし、定置と自分の船での漁の両立も出来ますし、だから、やってやれない事はないのですが、どうも僕は集団での仕事は自由でない感じがするのです。これまで、ずっと自分の船で一人親方としてやってきてるので、人から指示されてやる仕事は自分の気性からいって嫌なんで入る気は募集当初からなかったのです。
このドックから田野畑の漁協自営の大型定置網の仕事はじめです。船をまずドックしてからのはじまり。
▼定置網の人たちに「きんやが今年から定置網に入ると思っていたが、入ればいいのに」なんて多くの冗談を言われて・・。若い時に定置網で働いた事もあり、そういう噂が流れていたようです。苦笑いしてきました。
確かに決まった給料は貰えるし、定置と自分の船での漁の両立も出来ますし、だから、やってやれない事はないのですが、どうも僕は集団での仕事は自由でない感じがするのです。これまで、ずっと自分の船で一人親方としてやってきてるので、人から指示されてやる仕事は自分の気性からいって嫌なんで入る気は募集当初からなかったのです。


▼今のこの定置網は、国の支援補助事業の「がんばる漁業」というもので行っていますが、3年間で打ち切られます。あと今年を含めて2年で終わります。この補助が終われば夏漁で何らかの魚が捕れない限り、赤字転落するのは目に見えています。三陸の定置網は秋サケがメインですが、津波でサケふ化場が壊れ、復旧して放流していても、サケが回帰するのは4~5年先ですし、北の海で育つオホーツク海、ベーリング海など温暖化減少で激変していて、サケの回帰率自体が震災前から激減しています。
▼現に今年は北海道に流氷が接岸しないまま春になりました。流氷が減少してるということは、プランクトンが発生しません。それを裏付けるように春の「イサダ漁(ツノナシオキアミ)」は北三陸の海では現れず、いきなり県南で見えて、もう宮城に下がっています。
岩手のイサダ漁は県堺を越えられないためもうすぐ終漁となりそうです。こんな年は初めてすね。10日も稼働できたのかなあ・・?
http://www.suigi.pref.iwate.jp/shikyosearch/result
▼この影響は他の漁にも影響します。何故なら餌となるこうしたプランクトンがすくないのでは、魚の生態の底辺が少なくなることを意味します。それと余震で海底の泥が舞い上がり、プランクトンの発生を妨げていると考えられています。
なんだか、この地球規模の海の激変で以前のような豊かな海ではなくなってるのが現実です。
▼僕は、1年間、震災後に船を置かせてもらったことで、普代に多くの漁師の知人がいますので、知人の船のドックのやり方を実際みてきましたが、凄く船主にとっては楽です。専門の漁協職員が4人くらいいて、全てやってくれるのですから。クレーンで吊る時は、人を最低でも3人は頼み、台を用意したりして大変なものでした。
設備がいいし、職員が慣れているので凄く安全に上架できるかんじでしたね。
↓19トンのダンベ船の下ろし作業。



↓知人の同業者の船です。こちら上架
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▼昨日、帰ってきてから、ドックが決まりました。電話で30日と指定されたのですが、職員に「その日は歯医者の予約で・・。」といったら、「そうですね~~。歯は大事ですからね~」と苦笑いされてしまいました。
なので、
一日づらしてもらい31日の午後1時30分からに決定しました。
さて、今日は、コンパネを加工してトラックの荷台と出来れば船に敷きたいのですが、船は複雑な形なのでそこまでできるのか・・。
まあやってみないと分かりません。
まあやってみないと分かりません。