Quantcast
Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3913

「戦争が人間の所業」なら「防ぐのも人間」~ 秘密保護法の強行成立後に支持率が急落したことを忘れてはならない。主権者の声をおそれよ。 「そんなに急いで、何処に行く」つもりなんだ?

$
0
0
「戦争の奇跡はクリスマスに起きた」~(評論社「世界で一番の贈りもの」から。)
この出来事の公式記録は存在しない。しかし、無かった事に、煙は立たないと僕は信じたい。ホントにあった話だと・・。
 
1914年12月25日早朝、第1次世界大戦の勃発から最初のクリスマスに、奇跡は起きた。 
舞台は、鉄条網を挟んでドイツ軍とイギリス軍が対峙(たいじ)する西部戦線だった。
最初に声を掛けたのはドイツ側らしい。
 手元の絵本には、ドイツ軍の塹壕(ざんごう)で白旗が振られ「メリー・クリスマス、エゲレスさんよ! クリスマス・お・め・で・とー!」との声が上がった。
「こっちからも、メリー・クリスマス! ドイツ野郎!」とイギリス軍。
やがて両軍から一人、また一人、武器に代えて酒や食料を手にした兵士が姿を現し、互いに歩み寄ったのだ。
兵士は真ん中で一つになった。世に言う「クリスマス休戦」である。
イメージ 1

  そのうち誰かがサッカーボールを持ち出し、ゲームが始まる。応援合戦も和気あいあい。夕闇が迫るころ、兵士たちは手を取り合い、いたわり合いつつ再び塹壕に戻った。
その夜、戦場には数々のクリスマスソングが響き渡った。
 この出来事の公式記録は存在しない。当事者らがさまざまな形で体験を語り継ぎ、数々の物語となって世界中に広まったらしい。
イメージ 2

 
しかし、事後、戦闘は次第に激しさを増していくことになるのである。
一連の事象を「贈りもの」とした絵本の題名は人間を超越した意思を暗示する。
しかしだ、「戦争が人間の所業」なら「防ぐのも人間」である。
つまり、言語は違えど、人間は会話が出来る。話し合いが出来る。
「憎みみ」、「怒り」から何もいいことは生まれない。戦争は普通の人の「殺人」を行う所業である。
そう思わなければ、人間の平和への進歩はないのである。
先の大戦で多くの死人を出した。また、殺戮も行った。
その愚かな事を学び、大事な今の平和憲法が出来たはずだ。

イメージ 4
今の日本の政権は しかし、「国家機密法」を創り、次は「攻防軍」、「徴兵制」・・・・・?
自民党の石破幹事長は、そんな、ふざけたことを公然と言っている。
 それでも、戦争ゴッコをやりたいのなら、「戦争オタク」として、自宅の庭などで、模型で遊ぶ趣味にして欲しい。
デモをテロと言ったり・・。 ったくあの目で真顔で言ってるから国民は怯えているのである。
 
 振り返って、今年1月の通常国会。所信表明演説や施政方針演説で述べたのは、「経済再生」や「震災復興」など当面の危機対応が中心だったはずだ。
 憲法改正や集団的自衛権などの「安倍カラー」は影を潜めた。
しかし、夏の参院選で大勝し、衆参の「ねじれ」を解消すると、突然アクセルを踏み始めた。
  選挙で公約として触れなかった特定秘密保護法が象徴的である。
イメージ 3

イメージ 6

今の安倍政権は、自民党の幹事長の影響があるのだろうか・・?
凄いスピードで右傾化する方向に舵をきっている。2014年度の軍事予算も増額した。
いいか?安倍さん。
イメージ 5
国民はすべての政策について白紙委任しているわけではない。
 世論調査では集団的自衛権の行使容認には半数以上が反対し、「原発ゼロ」からの転換にも3分の2が反対しているのですよ。

 国民の声に耳を傾けず「暴走」する車には誰も乗ろうとは思わないのは当然のことです
 
  秘密保護法の強行成立後に支持率が急落したことを忘れてはならない。主権者の声をおそれよ。

「そんなに急いで、何処に行く」つもりなんだ?

子どもは国家の宝なんです。
自分の子どもや孫を戦地などにやりたくないのは当然の想いである。

イメージ 7

だから、「自民党に対して、完全に信頼が戻っているわけではない」。
これまでの、強行、強引な政治。そんなことは、国民は全く望んでいないのである。
政治がまず、「原発を亡くし」、「311の復興を加速」すべきだ。
全国民に「不戦の誓い」と「平和へのメッセージ」をだすことである。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3913

Trending Articles