フィリピン台風被害と3.11東日本大震災
台風30号が直撃したフィリピンの、最大の被災地・レイテ島。
まるで、高潮も津波と同じです。
この惨状をみると3.11の津波被害と光景が似ています。
この光景を画像を通じて視ても、僕にはどうしても、3.11東日本大震災と重なって見えてきます。
台風30号が直撃したフィリピンの、最大の被災地・レイテ島。
まるで、高潮も津波と同じです。
この惨状をみると3.11の津波被害と光景が似ています。
この光景を画像を通じて視ても、僕にはどうしても、3.11東日本大震災と重なって見えてきます。
▼3.11東日本大震災津波
▼フェリピン タクロバンの被害
フィリピンの台風30号の甚大な被害から、10日近く経過していますが、あの3.11と同じように今、遺体が収容され初めていて、その犠牲者の収容も追いつかない状況のようです。
水も最初の5日間は何もなくて、きのうから水や食料が各方面から届き始めまたと伝えています。
一時は略奪などが横行、治安部隊との銃撃戦が起きたという情報もありましたが、16日、見る限りでは状況は落ち着いています。 外部から来た人間の泥棒はありましたが、このような、被災者が略奪するようなこと3.11では全くありませんでした。
当初より落ち着きを取り戻しつつあるようにも見えますが、いまだ犠牲者の収容も追いつかず、大きな課題となっています。気温が高い国なので、土葬が間に合わない状況のようです。
「タクロバン郊外の山間には穴を掘って遺体が埋められようとしています。しかし、まだこれだけの遺体が並んでいて埋葬が追いついていません」
町の中にまだ遺体が横たわっている場所もあり、衛生状態が悪化する恐れがあるのです。
台風の襲来からまる9日、復興の小さなきざしの一方で、大きな課題が残されています。」(記者)
町の中にまだ遺体が横たわっている場所もあり、衛生状態が悪化する恐れがあるのです。
台風の襲来からまる9日、復興の小さなきざしの一方で、大きな課題が残されています。」(記者)
このような、遺体の収容が間に合わない、土葬もな見合わない状況は3.11東日本大震災と同じです。
日本の自衛隊も救援活動に行ってはいますが、3.11の時もそうで深刻な燃料不足が救援活動の大きな妨げになっているようです。
国連によりますと、空港や道路の復旧作業は徐々に進んできています。しかし、燃料が不足しているため、救援物資を被災した人々に実際に届ける作業が難航しているということです。一方、自衛隊の医官や看護師ら15人は17日の夕方、大きな被害を受けたタクロバン市に到着し、空港周辺で医療活動を開始する予定です。しかし、これだけでは全く足りない状況です。
情報が錯綜していますが、フィリピン政府によりますと、台風による死者は3633人、負傷者は1万2487人に上っています。また、日本政府によりますと、日本人75人の安否が依然として分かっていません。
負傷者1万人以上です。「せっかく助かった命」がなくなるような事があってはいけません。
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フィリピン台風被害、犠牲者の収容に課題
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フィリピン台風被害、犠牲者の収容に課題
TBS系(JNN) 11月16日(土)18時33分配信
台風30号が直撃したフィリピンの、最大の被災地・レイテ島。当初より落ち着きを取り戻しつつあるようにも見えますが、いまだ犠牲者の収容も追いつかず、大きな課題となっています。
被害が最も大きかったタクロバン。がれきが撤去された道路には、救助隊が続々とつめかけていました。避難所で話を聞いていみると・・・
「最初の5日間は何もなくて、きのうから水や食料が各方面から届き始めました。(状況は良くなっている?)良くなっています。食料も十分にあります」(被災者)
人々の表情も少しだけ明るさを取り戻しているようでした。ガソリンスタンドにもガソリンを積んだ車が到着していました。当初の様に、何時間も待つような混乱はありませんでした。
さらに・・・ 「町のいたるところでマシンガンを携えた警官が警備にあたっていて、治安維持に努めています」(記者)
一時は略奪などが横行、治安部隊との銃撃戦が起きたという情報もありましたが、16日、見る限りでは状況は落ち着いています。
その一方で、まだ解決していない問題も。
「タクロバン郊外の山間には穴を掘って遺体が埋められようとしています。しかし、まだこれだけの遺体が並んでいて埋葬が追いついていません」(記者)
町の中にまだ遺体が横たわっている場所もあり、衛生状態が悪化する恐れがあるのです。台風の来からまる8日、復興の小さなきざしの一方で、大きな課題が残されています。(16日17:18)
最終更新:11月17日(日)1時13分