地震は各地で頻発しているし、ゲリラ豪雨や竜巻、そしてこの前は、台風禍。根拠はないが、原発からの放射能汚染で地球が怒っているように感じてしまう。
もし、賢治が今の有り様を見たらどう思ったのだろう。
『雨二モマケズ』
この作品は、1931年冷害の時の作品。
その後、病弱だった賢治は再び、闘病の中に入る。その中で発表したのが、『グスコブドリの伝説』。冷害の人々を救うため、火山島を爆発させようと、主人公のブドリは命をかけて使命を果たし、暖かい地となった人々は平穏な日々を取り戻す。
厳しい、地球自然と人間の共存…。人類永遠のテーマである。
自然を見つめ、土と行きた賢治の作品の 中に解く鍵があると思う。今日は宮澤賢治没後80年。
彼の作品から考えてみたいテーマである。