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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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遥々と長崎から田野畑に来てくださった方のブログ報告 「転載記事」 ~ ホテル羅賀荘の近くの方の「津波被災体験ツアー」の様子と感想。

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この前、遥々と長崎から田野畑に来てくださった方のブログ報告です。

飛行機を使って、まる2日かかる長旅です。

遠路遥々、恐縮でしたが是非ということで・・。来てくださいました。

この時は、宝塚市のみどりちゃんも一緒に来てくださいました。

タロウと一緒にパチリ。

↓↓左がFBFの長崎の真由美さん。右が宝塚のみどりちゃんです。タロウは満足そう。

被災地の現地を見ての感想です。

Facebookのフレンドです。出会えて、話しできてとても嬉しかったです。

ホテル羅賀荘の近くの方の「津波被災体験ツアー」の様子と感想です。


ここに、転載し紹介します。

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「イルカのブログ」  
東北を訪れて~②~

http://ameblo.jp/iruka0804/entry-11558596160.html#cbox

今回の もう一つの目的
田野畑村という所を訪れ、語り部の方からも 色々とお話を聞くことができました

津波直前 大きな引き潮



その後 まるで巨大な壁のように海面が立ち上がり…



『津波てんでんこ』 という言葉を聞かれたことがありますでしょうか?

「てんでんこ」は「てんでばらばらに」の方言で、津波の時は家族さえ構わずに、1人でも高台に走って逃げろという意味。
家族や集落の全滅を防ぐために、津波の被害に何度もあってきた三陸地方の言い伝えだそうです。


津波が来たら 取る物も取りあえず、各自てんでんばらばらに高台に逃げろ
自分の命は自分で守れ
それくらい、津波という極限状態からの避難は厳しいものなのだと痛感します

1896年(明治29年)の明治三陸大津波で この青いテープの上にある巨大な岩の所まで 津波が押し寄せたのだそうです。
(「三陸大津波」ー吉村昭氏著書 によればこれが有名な「津波岩」)


ところが、年月が経つにつれ、この下の土地にも家が建てられていました。
その家屋は全て流されてしまったそうです…


震災直後の平井賀地区。羅賀小学校は辛うじて残りました。



人々の記憶から 大きな災害の記憶が薄れ、その時の教えも薄れていく…

長崎、広島の被爆体験も 語り部の方が高齢化し

若い世代へ、どうやって伝えていくか課題になってきています

今回の災害も、また同じ事を繰り返さないように

忘れないで

後世に伝えていくことの重要さを 思い知らされます。

また地震大国日本

決して 対岸の火事ではないのだという事を
心に留めていたいと思うのです。

「わがこと」として真剣に、3.11の教訓を思惟して欲しいのです。


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