[神話の果てに・・。]
福島第1汚染水漏洩 消えた水、不可解な状況 高い線量、確認困難
漏洩の発覚から3日が経過したが、今も正確な流出量や流出箇所の特定はできていない。地下施設ということもあり真相解明には時間がかかるとみられるが、調査が進む中、不可解な状況も明らかになってきた。
このような、一連の事故で、報道を観る限り、「国家は全く関与」していない。
原発は、そもそも自民党政権が、初めから進めて来たものである。
しかし、このような事故責任を、東電にばかり押し付けて、何故か報道に、「国家としての見解なり対策」が出てこない。報道されていない。
おかしいではないか・・。
漏洩の発覚から3日が経過したが、今も正確な流出量や流出箇所の特定はできていない。地下施設ということもあり真相解明には時間がかかるとみられるが、調査が進む中、不可解な状況も明らかになってきた。
このような、一連の事故で、報道を観る限り、「国家は全く関与」していない。
原発は、そもそも自民党政権が、初めから進めて来たものである。
しかし、このような事故責任を、東電にばかり押し付けて、何故か報道に、「国家としての見解なり対策」が出てこない。報道されていない。
おかしいではないか・・。
国家としての責任を、まるで東電だけに押し付けてる印象を受ける。
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そして・・。昨日は更に・・。
【福島第1汚染水漏洩 消えた水、 不可解な状況 高い線量、確認困難】
の見出しで、産経新聞 4月9日(火)7時55分配信 は伝えています。
東京電力福島第1原発の地下貯水槽から汚染水が漏洩(ろうえい)した問題で、東電は8日、汚染水の移送完了が当初の11日から数日遅れるとの見通しを明らかにした。漏洩の発覚から3日が経過したが、今も正確な流出量や流出箇所の特定はできていない。地下施設ということもあり真相解明には時間がかかるとみられるが、調査が進む中、不可解な状況も明らかになってきた。
地下貯水槽は粘土質のシートの上に、2枚のポリエチレンシートを重ねた3層で漏水を防ぐ構造になっている。漏洩検知孔はこのうち、粘土質シートとポリエチレンシートの間に穴の開いたパイプを差し込んで作られている。2枚のポリエチレンシートで漏洩があれば、パイプ内に水が入り漏洩を検知できる仕組みだ。
そして、相次ぐ「汚染水のトラブル」に対して福島県知事はついに、8日に国の責任で再発防止対策などを進めるように緊急要望しています。
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そして・・。昨日は更に・・。
【福島第1汚染水漏洩 消えた水、 不可解な状況 高い線量、確認困難】
の見出しで、産経新聞 4月9日(火)7時55分配信 は伝えています。
地下貯水槽は粘土質のシートの上に、2枚のポリエチレンシートを重ねた3層で漏水を防ぐ構造になっている。漏洩検知孔はこのうち、粘土質シートとポリエチレンシートの間に穴の開いたパイプを差し込んで作られている。2枚のポリエチレンシートで漏洩があれば、パイプ内に水が入り漏洩を検知できる仕組みだ。
しかし、東電が漏洩検知孔内の水質を調べるため取水を試みたところ、水位は1メートルもなく「取水が困難なほど水位が低い」(東電)状態だった。
それに対し貯水槽の水位は約5・5メートルもある。東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理も「大量に漏洩していれば、検知孔の水位は貯水槽の水面と同じレベルにまで上がるはずだ」と首をかしげる。
◆隙間から?
こうした中で、東電が示した一つの仮説が、漏洩検知孔の差し込み部分からの汚染水流入-だ。
漏洩検知孔はポリエチレンシートに丸い穴を開ける形で差し込まれている。汚染水を入れた重みでポリエチレンシートが伸び、差し込み口に隙間ができて汚染水が流れ込んだというのだ。汚染水の濃度変化については「工事の施工段階で雨水などが入っていた可能性がある」としている。
一応の説明はつくが、汚染水の大量流出を否定するための、こじつけの印象は否めない。
現場を確認すれば真偽は判明するが、汚染水が入っていたため線量は高く、確認は困難な状況。東電は差し込み部分からの汚染水流入を防ぐため、貯水槽を従来の95%から80%の量に減らして運用することにしている。
【用語解説】地下貯水槽の汚染水
原子炉の冷却に使われて発生する高濃度汚染水は、放射性セシウムを取り除いた後、塩分を取り除いて再び原子炉の冷却に使われる。地下貯水槽にためられているのは、除去された塩分が濃縮された廃水。セシウムは除去されているが、ストロンチウムなどは残っており、タンクなどに保管する必要がある。東電は約60種類の放射性物質を除去できる「多核種除去設備(ALPS=アルプス)」の試験運転を3月30日から始めており、地下貯水槽の汚染水も順次、浄化する予定だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーそして、相次ぐ「汚染水のトラブル」に対して福島県知事はついに、8日に国の責任で再発防止対策などを進めるように緊急要望しています。
これは、当然の事ですが、何故、福島県知事がわざわざこうして要望を出さなければならないのでしょうか。
「第一原発汚染水漏れは、国責任で事故再発防止を」と福島県知事「国は全て東電任せでは困る」と国を強く批判。
福島民報社 2013年4月9日
東京電力福島第一原発内の地下貯水槽の汚染水漏れなど同原発の相次ぐトラブルを受け県は8日、原子力規制委員会と環境省、経済産業省資源エネルギー庁に対し、国の責任で再発防止対策などを進めるように緊急要望した。
国の姿が見えない
昨年9月の規制委発足以来、県の申し入れは初めて。佐藤雄平知事が同日朝の県災害対策本部会議で「国の姿が見えない」と東電任せの国の対応を批判し、申し入れを指示した。
国の姿が見えない
昨年9月の規制委発足以来、県の申し入れは初めて。佐藤雄平知事が同日朝の県災害対策本部会議で「国の姿が見えない」と東電任せの国の対応を批判し、申し入れを指示した。
同県は、同原発の核燃料プール冷却系や汚染水処理設備の停止などのトラブルを受け、国の監視体制の甘さも要因と判断した。
国に対する県の要望は
(1)東電への監視体制強化
(2)作業の安全性向上と確実な作業管理のための対策を東電に求め確認する
(3)汚染水の処理計画の見直し
(4)中長期ロードマップの進捗(しんちょく)の県民への説明
-の4項目。
(1)東電への監視体制強化
(2)作業の安全性向上と確実な作業管理のための対策を東電に求め確認する
(3)汚染水の処理計画の見直し
(4)中長期ロードマップの進捗(しんちょく)の県民への説明
-の4項目。
都内の原子力規制委を訪れた内堀雅雄副知事は、田中俊一委員長(福島市出身)に「東電の取り組みを監視するとともに、政府全体としての対応をお願いしたい」と求めた。
田中委員長は「縦割りでやるということではなく、関係機関と相談しながらやりたい」と各省庁が連携し、東電の監視に当たる考えを示した。
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本来、東電の取り組みを監視は政府全体で責任を持ってやるべきことです。
原子力政策を進めて来たのは、自民党政権の流れからです。
こんなにも、相次ぐトラブルに対して政府としての取り組みが見えてこないのは、おかしなことです。
収束まで、速くて40年と言われています。
こんな、調子で国家が監視しないのでは、「不安」でたまりませんし、国家に対してまた不信感が出てきます。
福島県知事が「国は全て東電任せでは困る」と国を強く批判した事は、大きな意味があると思います。
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