【山本太郎議員 日本母親連盟主催の講演会で連盟のカルト性を批判!日本会議や内海聡氏らの陰謀論にも言及し、支持者の面前でぶった斬り! 「選挙協力出来ません」】
山本太郎議員が日本母親連盟主催の講演会で主催の団体をバッサリと批判した。
安倍総理夫人の明恵さんがスピリチュアルすぎてヤバい人だと分かる。
【流石だ山本太郎さん。敵の中に入って正論を話す姿勢】
「どんなに矛盾していても信じる自由が~」の天丼が繰り返しごとに笑いを増していくところに生活保護問題の現実を語った後の繰り返しは笑い声が止まる。構成のうまさもあるのでしょうけどデマが横行する中の現実の重みが観客の目を覚まさせた。お見事だ。
そもそも、なんでこの、バックに「日本会議」や「成長の家」の日本母親連盟が山本太郎議員に講演を依頼したのか?
会員に中には、そんなことも知らずに、加入してしまった母親などが沢山いることが、山本太郎議員に下調べて浮かび上がってきますね。
「日本母親連盟」とはー
内海聡(うつみさとる)氏らが柱となって結成した政治団体で、表向きには「子どもたちの未来のために母親や女性たちの力で健康な社会を産み出す」というような看板を掲げて活動している組織。名前のやこのキャッチフレーズで会員集めしてる日本母親連盟は政党構想の第一段階としており、これから選挙への出馬を視野に入れて、本格的な政治活動を開始することになると見られています。
【山本太郎議員は今回の講演会で日本母親連盟には陰謀論が蔓延している状態だと指摘した上で、「陰謀論を唱える顧問がいるところとは選挙は一緒にできない」と批判】
更には母親連盟の代表・阪田浩子氏が過去に日本会議系の倫理法人会(成長に家)に所属していたことにも言及し、母親連盟の組織としての在り方に強く疑問を、山本太郎氏ならではの視点で投げ掛けています。
こんな具合ーー。
こういう、山本議員の騙されない講演の動画があります。
面白いですよ。
【山本太郎「日本母親連盟研究」2019年2月26日】
まず、生活保護システムの見直しと不正受給の徹底調査」については、一刀両断だった。
山本:「今までの話は、まあ自由ですからいいですけど、この主張には賛同できません」
高齢者や障害者などの生活を支える唯一のセーフティネットを見直すべきではないとした上で、不正受給は世帯にして2%、金額では0.45%しかないことを提示。
この政策に限っては、その主張を支える背景や「裏の論理」ではなく政策自体を批判した。
そして最後に憲法問題。日本母親連盟は、憲法9条について明言を避けると「マニフェスト」に記載している。
山本:「ちょっと待ってください。いままで、どういう主張をされてましたっけ? 『食、医療、環境、教育、保育などの問題を広く社会に投げかける、啓蒙活動を行い、子どもたちの未来のために母親や女性たちの力で健康な社会を生み出す』という主張があるにもかかわらず、憲法のところになると、なんで9条なんですか? 今のままの憲法でいいならこんなこと書かなくてもいいし、どちらかと言うと考え方からしたら憲法13条(個人の尊重、幸福追求権、公共の福祉)だったりとか25条(生存権とそれを実現するための国家の義務)であったりとか。そういうところに行きそうだけども、そういうところに触れないで9条以外触れないということは、9条に本当は興味があるんじゃないの?という見え方をしてしまうんですよ。で、会員募集時に『憲法9条については言明しない』といって会員を集めるのは、日本会議系諸団体の常套手段です(菅野完氏の調査による)」
山本:「善良な意図で母親連盟に接近した人が、スピリチュアルな運動や右派の改憲運動、愛国運動に動員されるのであれば、それは、あの『日本会議』がやっているのと同じこと。母親連盟の極端な主張を知った上で信じて賛同するならそれは皆さんの自由ですが、山本太郎の政治活動とは接点を持ちません。という話でした」
(会場からは大きな拍手)
「みんなが実際に自分がやっている運動に関して了解した上でやるって、これ基本中の基本なんですけども、やっぱり、私もうかつなこと結構いままであったんですよね。よくわからずに『一緒にやろう』みたいな話で『やりましょう!』ってやってったら、『ちょっと、ちょっと待って、え~っ!?』みたいなことがあったから、一人ひとりがどういう団体と関っていくのか、どういう人とつながっていくのかということも含めて、世の中を一緒に変えていけたらなあという風に思います。
団体からの応援は一切受けないです。東電の応援も受けません。東電が応援してくれるかは知りませんよ。すべての団体の応援は受けません。ただ、団体ではなく、人として応援してくださる方は拒みません。個人で応援してくださる方の応援は拒みませんが、団体からの応援は受け付けないんです。という話でずっとやってきている状態なので、(日本母親連盟と)一緒にやるということはないです。すいません、こんな答えになっちゃって。ありがとうございます」
【日本母親連盟はいわゆる陰謀論者やカルト関連の人たちが多く参加している組織で、一部からは「母親の日本会議」などと批判されていた】
選挙前に山本太郎議員を広告塔にして利用しようと考えていたようですが、その目論見が、山本氏の視点で、見事に失敗に終わった形だと言える。
しかしながら、福島原発事故をキッカケにして支持者を急拡大させた日本母親連盟の主力メンバーの影響力は大きく、今後も政界進出を目指して活動を続けることになると予想されています。
このような、団体には裏が必ずあります。要注意ですよ 奥さんたち。
山本太郎講演会 国立市