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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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【小泉進次郎氏「国会改革案」の自分の人気とりのパフォーマンスだ。「小泉劇場」の演じ方はおやじ譲りだ! 結局は安倍首相にとって都合のいいことばかり】

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【小泉進次郎氏「国会改革案」の自分の人気とりのパフォーマンスだ。「小泉劇場」の演じ方はおやじ譲りだ! 結局は安倍首相にとって都合のいいことばかり】
 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長が先週、国会改革を目的とした超党派議員の会を設立した。
 官邸やベテラン議員に対する若手の反旗などではない。
進次郎氏らが設立したのは「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」。6月28日の初会合には、自民や国民民主、維新などから100人が出席した。
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【進次郎氏の提言はテレビ中継も入る委員会から野党のスキャンダル追及を締め出す提言だ】
 森友・加計問題のような疑惑が生じると、党首討論も委員会もそのテーマ一色になり、野党の審議拒否も続いて政策議論が進まない。だから、現状「1車線」の国会審議を①国家戦略を議論する党首討論 ②法案審議をする委員会 ③スキャンダルを追及する特別調査会の「3車線」にするという説明だ。
 なんのことはない。党首討論の回数を増やす代わりに、総理大臣や閣僚の国会出席を減らして負担を軽減することも提言している内容だ。
 国会審議を円滑に進めるための改革というと、もっともらしく聞こえるが、進次郎氏が提言している改革は、安倍首相にとって都合のいいことばかりなのだ。
 テレビ中継も入る委員会からスキャンダル追及を締め出し、首相が厳しい野党の質問を浴びせられる国会への出席日数も極力減らす。そうなれば、安倍首相は随分気が楽になるし、傲慢な自民党の政治もテレビで放送されなくなるのだ。

【倒閣運動どころか、本気で国会改革を進めるのなら、進次郎のような改革案なんて意味がない】
 そもそも、改革すべきなのは国会よりも自民党である。官邸から下りてきた法案を党が数の力を使って国会で成立させるのが今の自民党で、政調も総務会もまったく機能していないのだ。
 まるで、糸も簡単に安倍首相のやりたいことが、議論もないまま、法制化されていく。このため、国会は官邸の下請け機関になってしまっているではないか。
 本気で国会改革を進めるのなら、進次郎のような改革案なんて意味がない。

【改革をするには、まずは人で政治を操る安倍首相を引きずり降ろすことなはずだ】
 今現在、自民党きっての人気者とされる進次郎議員が『反安倍』を明確に打ち出して、総裁選で他の候補者を支持すると宣言すれば、安倍3選の流れも変わるのに、彼は決してそうはしない。
 彼が狙っているのは、次の次あたりの総理なのだ。

【いつも批判するのは、そのポーズだけで、自民党も黙認。結局は政権維持に協力しているのが進次郎議員である】
 小泉進次郎は芸人で役者だ。演説も非常にうまい。だから人気があるのだが、人気があるうちはいいが、芸能界と同じでいつ人気が落ちるかもわからないのだ。
 全ての言動が自分自身の人気取りのパフォーマンスにだまされてはいけない。
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 父親も郵政改革の時に「自民党をぶっ壊す!」とたんかを切ったが、進次郎も「このままでは自民党は必要ない」などと、息巻いているだけなのだ。これを、選挙の顔として使いたい自民党の二階幹事長も黙認しているだけで、本気ではない。
 そこを熟知してる、小沢一郎氏は「自民党は彼を選挙の顔として使いだけ、干されるはずがポストの据えているのは、野党支持者の票を取り込もうとしてる狙いで、国民を欺いてる」とそれを見抜いている。

【安倍晋三がウソつきで人を操るが、彼はもっと巧妙な芸人であるのだ】
 安倍首相の原発推進を外野から批判するだけの小泉純一郎元首相と、やっていることはそっくりだ。
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 親父譲りの「劇場を演じているだけなのだ」やはり、似た者親子なのである。

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