「米トランプ シリアにミサイル攻撃!」ー
【「トランプ恐るべし」、「やる時はやるよと」という印象を世界に植え付けた 困惑してるのは「北朝鮮」だし、日本や韓国も対岸の火ではない】
【「トランプ恐るべし」、「やる時はやるよと」という印象を世界に植え付けた 困惑してるのは「北朝鮮」だし、日本や韓国も対岸の火ではない】
それにしても「米中首脳会談」のタイミングのところで、トランプ氏の指示で、シリアに海上からミサイルを59発も打ち込んだ。
シリアの後ろ盾であるロシアの動き次第では、大きな紛争、代理戦争に発展するリスクが高まったといえる。
シリアの後ろ盾であるロシアの動き次第では、大きな紛争、代理戦争に発展するリスクが高まったといえる。
国際社会は意表を突かれた。世界が一斉に報道している。
【「トランプ恐るべし」、「やる時はやるよと」という強い印象を、世界に各国に植え付けたのではなかろうか】
シリア国内の空軍施設などに対して、巡航ミサイルによる攻撃を実施した。今月4日、シリアで起きた化学兵器による攻撃によって多数の死傷者が出たことへの対抗措置とみられる。米国がアサド政権へ軍事攻撃を行うのは初めてだ。
米政府関係者によると、米軍は、ペルシャ湾に展開する米海軍駆逐艦2隻から、59発のトマホーク巡航ミサイルを発射し、ホムス県にあるシャイラート空軍基地の滑走路、航空機、燃料タンクなどを破壊した。
フロリダで米中首脳会談中のトランプ大統領は攻撃後、ビデオメッセージを発表。
「シリアの独裁者アサドが致死的な神経ガス兵器を使って罪なき市民に攻撃を行った。かわいい赤ちゃんまでもが野蛮な攻撃で殺害された」と断定。
その上で「今夜、私は化学兵器による攻撃を行ったシリア軍基地への攻撃を指示した」と明言した。そして「シリアでの虐殺と流血を終わらせることを目指すよう、すべての文明国に呼び掛ける」と表明した。
ティラーソン国務長官は、攻撃を受け「シリア問題でロシアが責任を果たさなかった」と批判した。また、攻撃をロシアに事前通告したとしている。
【早速、アメリカのドナルド・トランプ大統領がシリア攻撃について臨時の記者会見を開き、攻撃の事実関係を報告した】
トランプ大統領は「シリアへの攻撃を指示し、シリアへの攻撃はアメリカの安全保障にとって非常に重要な国益だ」と述べ、シリア攻撃は必要だったと言及。
攻撃対象は飛行場や化学兵器工場で、事前に複数の国にも通達があったと報じられていた。
アメリカ国防総省によると、シリア・イドリブ化学兵器攻撃を受けて、トランプ大統領は報復攻撃を指示、米軍はシリア国内政府軍飛行場に対し、海上からトマホークミサイルで攻撃したとの報道。
「あくまで象徴的な攻撃のみ」とNBCは報道解説。米議会承認は諮らなかったもようだ。
戦争でも「化学兵器の禁止」されてる違反だが、やはり戦争は人を狂わせてすまう。
トランプ氏や米軍部は、「アサド氏、ロシアは化学兵器使用は否定してるが、これまでにも使用したことがあり、ウソを言ってるのは明かだ」との確定的な判断があったからだ。
米国が本格的な軍事攻撃に踏み切ったことで、アサド政権死守のためにロシア軍がさらに介入を深めれば、内戦は世界を巻き込む大戦に発展する恐れがある。
米国が本格的な軍事攻撃に踏み切ったことで、アサド政権死守のためにロシア軍がさらに介入を深めれば、内戦は世界を巻き込む大戦に発展する恐れがある。
【一番、驚き、慌てふためいて、困惑してるのは「北朝鮮」だし、日本や韓国も対岸の火ではない】
これによって、「北の将軍様が、米の同盟国の、日本や韓国にミサイル攻撃をしてこなけばいいが」という懸念とリスクも高まったと受け止めるべきだ。
アベ氏は昨日7日午後に、トランプ米大統領のシリア攻撃を受けて「化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないとの米国政府の決意を支持する」と表明した。首相は「米国の行動は、これ以上の事態の深刻化を防ぐための措置と理解している」とも強調した。
これによって、「北の将軍様が、米の同盟国の、日本や韓国にミサイル攻撃をしてこなけばいいが」という懸念とリスクも高まったと受け止めるべきだ。
さらに安倍首相は、核やミサイル開発を進める北朝鮮を念頭に「東アジアでも大量破壊兵器の脅威は深刻さを増している」とトランプ大統領がコメントしてるが、それにたいしても、「強いコミットメントを高く評価する」と付け加えた。
政府内では、トランプ政権のシリアへの迅速な軍事攻撃は北朝鮮に対しても「メッセージになる」と抑止効果を期待する声もあるようだが、それは、甘い考えだ。 【昨日の、アベ氏のメッセージはあまりにも強すぎるだった、のではないだろうか? 北朝鮮の行動に配慮すべきだった】
まあ、戦争を従ってるアベ氏にとっては、好都合だったのだろう。
何故なら、「トランプ政権はアサド攻撃によって、北朝鮮も刺激して、北を攻撃する為の「義」を作る狙いもあったのではないか?ということだ。
もし、アメリカの同盟国の「日本と韓国」何らかの戦闘行為をすれば、トランプ政権は、「同盟国を攻めた」という「義」で躊躇なく、北朝鮮の核施設を攻撃するはずだ。これを、刺激するようなアベ氏のメッセージは、一見正しいようにみえるが、裏には「自国への配慮」も必要だったと感じる。
もはや、日本も対岸の火事ではない。
北朝鮮は何をするか分からない、あり得ない話ではない。
一方、これを中国は恐れている。アメリカが北朝鮮を攻めれば、短期間で北朝鮮は敗北するだろう。そうなれば、北からの難民が中国を目指して入ってくるからだ。
とにかく、世界が「強いアメリカを象徴」するトランプ政権への緊張感も漂っている。
ロシアや北朝鮮の出方次第では、戦争になる可能性は否定できない。
「トランプ恐るべし」、「やる時はやるよと」というこれまでのオバマ政権を180℃転換するアメリカの印象を、世界に植え付けた。
こうした、戦闘行為で犠牲になるのは、化学兵器を含めてどんな武器使用でも、その犠牲になるのは、一般市民。女性や子どもたちなのだ。
なんとか、こうした無駄なな死をなくすような、方向に向かって欲しいと祈る思いだ。
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【シリア アサド政権の軍事施設に 米軍が巡航ミサイルで攻撃】
NHK 4月7日 13時58分
http://linkis.com/www3.nhk.or.jp/news/YVONd
アメリカのトランプ政権はシリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃で多数の死傷者が出たことへの対抗措置として、シリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃しました。シリアの内戦が始まって以降、アメリカがアサド政権への攻撃に踏み切ったのは初めてです。
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【シリア アサド政権の軍事施設に 米軍が巡航ミサイルで攻撃】
NHK 4月7日 13時58分
http://linkis.com/www3.nhk.or.jp/news/YVONd
アメリカのトランプ政権はシリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃で多数の死傷者が出たことへの対抗措置として、シリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃しました。シリアの内戦が始まって以降、アメリカがアサド政権への攻撃に踏み切ったのは初めてです。
シリアでは今月4日、北西部イドリブ県の、反政府勢力が支配する町で空爆があり、少なくとも72人が死亡したほか、住民の多くに呼吸困難やけいれんなどの症状がみられ、猛毒のサリンのような神経ガスや塩素ガスなどの化学兵器が使われた疑いが強まっています。
これを受けてトランプ政権は、アサド政権による攻撃だとして6日、対抗措置としてシリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃しました。
ーー以下略ーー