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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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「甘くないロシア」北方領土の返還は絶望的? ロシアのラブロフ外相が領土後回し主張!「経済と平和条約を優先」安倍晋三首相の「俯瞰外交」は失敗。

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【「甘くないロシア」北方領土の返還は絶望的? ロシアのラブロフ外相が領土後回し主張!「経済と平和条約を優先」安倍晋三首相の「俯瞰外交」は失敗。
12月3日に岸田外相とロシアのラブロフ外相がモスクワで会談を行い、再来週の日露首脳会談を前進させると合意した。
 しかし、「北方領土問題」については大きな動きが無かったようで、ラブロフ外相は記者団に対して「問題は複雑で双方の原則的な立場を近づけるのは簡単ではないが、実務的な問題の解決で前進を試みる用意があるとの点で意見は一致した」とコメント。


領土問題よりも経済協力や和平条約優先として、「第一歩は平和条約の締結だ」などとラブロフ外相は発言。
 ロシアのプーチン大統領も早期の領土返還には否定的な見解となっていたことから、次の日露首脳会談でも北方領土の返還合意は絶望的になることは避けられない。

前回の首脳階段では
 北方領土問題を含む平和条約締結交渉の進展状況を記者団から問われると、「解決に向けて道筋が見えてはきているが、簡単ではない」と答えるのが精いっぱいだった。

 恐らく安倍首相は会談で、日本側が示した医療や都市整備、エネルギーなど8項目に上る「経済協力」と引き換えに、プーチンから北方領土返還に向けた何らかの“言質”を引き出したかった。
 ところがプーチンは、日ロ両国の貿易高が半年間で4割近くも減ったことを示して、「第三国による政治的な措置の結果」と指摘。
 ウクライナ問題で経済制裁を強める欧米に足並みを揃える日本を批判している。
さて、先の、安倍晋三首相が次期米大統領に安倍首相からゴルフクラブを贈りました。これは、非常に外務省も流儀知らず。
 「米国のビジネスマンや政治家が金品などの贈り物を受け取らないのは(贈収賄容疑を避けるための)“常識”です。
 トランプ氏はビジネスマンである上、(公職の)次期大統領です。会談に家族など第三者を立ち会わせたのは恐らく、安倍首相からゴルフクラブを贈られても、『私自身は受け取っていない』との立場を明確にするためでしょう。それぐらい神経を使うことなのです。
 まあ、そもそも、モノで相手の気を引こうなんて外交相手に失礼でしょう。
ドイツのメルケル首相がトランプ氏と会う時、ベンツのキーを贈ると思いますか? 絶対にしません。
 英国と並ぶ外交大国のロシアのプーチン大統領には、「こんな外交ルールも知らない安倍首相を冷ややかな目で見て、外交戦略ではずっと上を行ってるし、したたかさをもってるのです」
 逆に安倍晋三首相との交渉においては、「北方四島」のカードを出して、「経済協力」を求めて来るのは必至。

安倍晋三首相は俯瞰外交をして金を撒き散らしていますが、ロシアがこれをよく見てないのは確かです。
国民は「よく、がんばってるなあ」と見てるフシがありますが、逆に控えた方が国益となる場合もあるのです。
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税金を湯水の如く使った俯瞰外交がプーチン大統領には、あまり良く思われていないのです。
こんな「俯瞰外交」といって、安倍晋三首相が胸を張っても、それを評価してる国民はあまりいません。アベノミクスは失敗して景気もよくないのにバラまいたお金は疑心暗鬼で見られているのです。

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「北方4島」また遠くなりそうです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【<日露外相>平和条約を協議…ラブロフ氏、領土後回し主張】
毎日新聞 12/3(土) 22:05配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161203-00000076-mai-pol
【モスクワ】岸田文雄外相は3日、ロシアのラブロフ外相とモスクワで会談し、平和条約締結に向けて進展を目指すことで一致した。

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