【まだまだ、復興は終わっていません。こうした映画で、「復興をドラマ化」ですから「復興は終わった」と勘違いされないか? とても、心配です。】

仮設住宅にはまだ沢山の人が残っています。空白の3年半がありますから、高台移転の現政権の「改正土地特区法」を請願してもなかなか立法化しなかったために全体工事が遅れ、東京五輪関連工事でゼネコンなどが東京に移動したためです。
ドキュメンタリータッチで描くのなら、3月11日の、後世に伝えるべき「津波の恐ろしさと教訓」があっても良かったような気がします。
「復興をドラマ化」ですから「復興は終わった」と勘違いされないか? とても、心配です。

【岩手県が東日本大震災からの復興をドラマ化 ドキュメンタリータッチで描く 語り手は陸前高田市出身の俳優の村上弘明さんなど】
岩手県は、東日本大震災からの復興の歩みをつづるテレビドラマを制作する。
作品は2部構成。
主役俳優には県内在住者や出身者をそろえた。震災から6年を迎える来年2~3月に公開する。
作品は2部構成。
主役俳優には県内在住者や出身者をそろえた。震災から6年を迎える来年2~3月に公開する。
・第1話「日本一ちいさな本屋」は、大船渡市三陸町吉浜地区で手作りの絵本で震災を語り継ぐ家族の物語。
・第2話「冬のホタル」は、東京からボランティアで訪れた女性と震災で家族を亡くし葛藤する地元住民との交流を描く。
・第2話「冬のホタル」は、東京からボランティアで訪れた女性と震災で家族を亡くし葛藤する地元住民との交流を描く。
原作は県内外から寄せられた75作品の中から選ばれ、盛岡市の作家道又力さんが脚本を手掛けた。
第1話の監督は同市在住の下山和也さんで、主役俳優は宮古市出身の俳優太田いず帆さん。第2話の監督は北上市在住の都鳥拓也さん、伸也さんの兄弟が担い、主役は盛岡市の会社員刈屋真優さんが務める。
語り手は陸前高田市出身の俳優の村上弘明さん。藤田弓子さん、長谷川初範さん、古谷敏さんが特別出演する。12月に県内で撮影を始め、来年2月に民放2局で放映する。3月には動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する。
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【岩手県復興をドラマ化 高橋克彦さん監修】
河北新報 2016年11月19日
http://photo.kahoku.co.jp/…/11/18/01_20161118_33004/001.html

県庁で制作発表会があり、高橋さんは「被災者にとって6年という歳月はあっという間。被災者の心情に寄り添い、励ますようなドラマにしたい」と抱負を語った。