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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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東日本大震災の経験を活かす 熊本の避難所運営や医療救護など 「命を守る活動」のため派遣

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東日本大震災の経験を活かす 熊本の避難所運営や医療救護など「命を守る活動」のため派遣

熊本の余震がなかなか収まらないですね。震災から3週間を超えて被災者は心身共に過労と精神疲労の中にあると思われます。
これ以上、折角助かった「命」を震災関連死で亡くしてはなりません。




岩手、宮城、福島各県では震災直後から、東日本大震災の経験を活かそうと、混乱してる熊本、大分に避難所での経験のある職員や緊急医療チームを班編成して、次々と送っています。

 
 昨日も、益城町は損壊した総合体育館を改修して新たな避難所とし、現在は小学校に集まっている避難者を集約する方針で、同町から「運営のノウハウを教えてほしい」と岩手県にも連絡があり、沿岸市町村連絡があり、県、沿岸市町村から職員を急遽派遣しました。8日から21日までの約2週間、益城町の避難所運営チームの一員となり支える事にしています。次は交代して派遣する方針です。
 
 5年前、避難所運営に携わった経験のある職員は「まっさらな状態から始まるので住民の協力を仰ぎ、避難所内の人の配置などを吟味したい」と話し、震災後に復興計画策定などを担当した職員らは「今度は支援する立場として、復興に向けた活動にも協力していきたい」と力強くはなしています。

<被災沿岸の県立病院もチームを派遣>
岩手県が熊本地震の被災地域に派遣する医療救護チームは今回で第4~6班編成は6日、熊本県に向け出発しています。県立沿岸病院の久慈、宮古、釜石、大船渡病院で班編成(医師、看護師2人、薬剤師、業務調整員各1人)で6班の業務調整員の1人は「あの、酷かった東日本大震災での反省を活かし、初期の頃の医療支援で全力を尽くしてあの5年前の恩返をしたい」と決意を話しています。
東日本大震災の時も、強い余震が2週間程度つづきました。
報道を見ると、その地震の揺れは熊本大地震はまた違うような感じをうけます。



避難所も壊れて高齢者施設に入居していた老人や障害者を含む被災者が避難所を移転して、非難する安全な場所が少なくなってるうです。だから、益城町は、どうする事も出来なくて、避難者を集約する方針で、同町から「運営のノウハウを教えてほしい」と助けを求めて来たのでしょう。
東日本大震災から5年経過して、その「反省点の検証」がおこなわれ、分厚い貴重な資料となり各県や被災市町村ではこれを共有しています。
震災直後は避難所の異動で沢山の高齢者などが命を落としていますし、急性のPTSDが起きてるはずです。また、避難所に入れず車での「エコノミークラス症候群」なども起きて、死者もでています。
今こそ、その悔しさを活かして熊本、大分の「命」を救って欲しいと強く思います。

東北の被災地でも、募金活動なども盛んに行われています。


それにしても、安倍政権はこんな時に閣僚を含めて外交の名で外遊しています。信じられません。オールJAPANで対応すべきです。

 そして、この災害に期して、ナチスと同じ国に全権委任する「緊急事態条項」の必要性を訴えています。

災害を利用し国民の不幸を利用するなんて持ってのほかです。怒り心頭です。

このようなときに国が具体的に何ができるのでしょう。住民と直接接したことのない国は何もできないでしょう。
とんでもない勘違いしています。 311でも権限のある政府対応の遅れで、被災地の足を引っぱった事はわすれたのでしょうか?

災害に関しても各省庁の縦割り行政がネックになったのです。それを、忘れてもらってはホントに困ります。

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