復興庁は、自由度の高い、「復興交付金」の2回目の配分を行った。
1回目の交付で、各自自体から、要望額を大幅にしたまわった結果だった。
それに対して・・。
「復興庁は査定庁だ」と錨の声が噴出した。そのことを、踏まえての2回目の交付金である。
2012/3/30(金) アップ記事
なぜ、1回目の交付金を厳しく査定して切ったのか・・?
各自治体は、大型補正予算の組み換え作業をして、6月議会に提出することになると思う。
結果的に、ハード事業の着工は遅れて、秋以降になるのは間違いがない。
交付金を増額したのは、結構なことであるが・・。
当初から認めていれば、なんの事はない。3月議会で当初予算として組み込めたものを・・。
これも、官僚の独特の既得権の堅持と乱用に見えて仕方がない・・。
勘違いしては困る、復興を実際行うのは被災自治体なのである。
「復興庁」は、被災自治体の要望を聞き、それに沿った予算配分をすればいいだけのことだ。
政府の、大枠の予算は決まっているから、各自治体に復興の執行は任せておけばいだけの事。
そうすれば、少しでも早く、ハード事業でもソフト事業でも、着手できたはずだった。
どうもここらが、国の官僚の力を堅持しておこうとした、意図が見えてきて仕方がない。
被災自治体では、一刻も早く復興事業を執行したいはずだし、残業、残業で頑張っている。
とにかく、要望に沿った予算が配分された事は良かった。
今度は、いかにして早期に事業計画に沿った実施を早めるか・・。
これが、被災自治体の大事な事になってくると思う。
これが、被災自治体の大事な事になってくると思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岩手県は798億5千万円 復興交付金第2回配分
岩手日報 2012/05/26
岩手県は798億5千万円 復興交付金第2回配分
岩手日報 2012/05/26
復興庁は25日、東日本大震災で被災した東北・関東の8県71市町村に対する復興交付金の第2回配分として、総額2611億9千万円(国費ベース)を決定した。本県は沿岸11市町村と北上市で計798億5千万円で、要望額570億2千万円の1・4倍。高台移転を行う防災集団移転促進事業など住宅分野で来年度分の事業費を前倒し配分するなど、大半の自治体で要望額を上回った。
市町村別配分額は山田町の270億円が最多。次いで陸前高田市224億円、釜石市137億円など。最も増加率が大きいのは大槌町で要望額の7・2倍。一方、釜石市と普代村は要望を下回った。
多くの自治体で要望額を上回ったのは、復興庁が住民の合意を得た防災集団移転など、早期実施が見込まれる事業については来年度分の予算を前倒して配分したことが大きい。地域のアイデアでソフト事業などに柔軟に使える交付金も、内容が決まる前に121億円が配分された。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120526_4
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120526_4