【今日は、あの日から3年9ヶ月の月命日です。】
ーー長文失礼
今、年末の忙しい時期に、「衆議院の選挙」が行われていますが、争点は「経済対策ーアベノミクスの是非」が争点となってると報道されています。
本当にそこが大事なことなんでしょうか・・? 僕は疑問を感じます。
僕が思う争点は、「安倍政権がこの2年でやってきたアベノミクスを含た、全ての事の是非」を問う選挙であるべきだと思います。
それには、
ーー長文失礼
今、年末の忙しい時期に、「衆議院の選挙」が行われていますが、争点は「経済対策ーアベノミクスの是非」が争点となってると報道されています。
本当にそこが大事なことなんでしょうか・・? 僕は疑問を感じます。
僕が思う争点は、「安倍政権がこの2年でやってきたアベノミクスを含た、全ての事の是非」を問う選挙であるべきだと思います。
それには、
①武器輸出3原則の見直しに始まり、②特定秘密保護法の制定、③集団的自衛権行使の閣議決定、④原子力発電の積極的推進政策、⑤靖国参拝による日中・日韓の亀裂、⑥地球儀俯瞰外交と称するバラマキ 等々であるのです。
当然その中には、「被災地の復興」も含まれています。そに復興ですが、先の選挙での自民党の公約は1番目に「被災地の復興」を揚げていまました。
しかし、被災地で暮らしてる限り、とても政権が「被災地の復興」としてやってきたとはとても思えません。
そしてまた、こうした事を、まるで「臭いものに蓋をする」かのようなマスコミ操作し、マスコミ大手は殆ど、選挙の争点ともならない報道です。
ましてや、東日本大震災の被災地の報道など今や皆無に等しい状態です。
だから、もう311は復興が終わったかのように、国民に錯覚をもたらしています。
もし、あなたやあなたの周りで、「東日本大震災の復興が終わった」と思ってる方がいたら、それは大きな間違いです。
高台移転工事は始まったばかりです。工事業者、人手不足で進んでいません。
例えば、原発事故の除染土を見てください。そのまま放置されています。津波襲来地域はそのまんま手がついていないところがほとんどでなんです。
これと、反比例して被災者の心は、ますます辛いものとなっているのです。
これは、次に想定されている、都市直下型地震や、東南海トラフ地震の防災面で非常にマイナスになろうと僕は思うのです。
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例えば、原発事故の除染土を見てください。そのまま放置されています。津波襲来地域はそのまんま手がついていないところがほとんどでなんです。
これと、反比例して被災者の心は、ますます辛いものとなっているのです。
これは、次に想定されている、都市直下型地震や、東南海トラフ地震の防災面で非常にマイナスになろうと僕は思うのです。




【被災地のこれまで経緯と今の現状】
被災地復興は、もうすぐ4年目に入ります。しかし、被災地全体が、1.8m~0,5mは地盤沈下しています。そして国が出した、「津波襲来地域には家は建造」出来ない事になっています。
そこで、出てきたのは山を削ってそこに宅地造成し、残土は津波襲来地域に盛土するという事になりました。しかし、地権者が津波で死亡したりしていて、相続人は膨大な人数になります。役所が地権者全員から承諾を得るのはとても不可能なことです。
これが、復興を遅らせた元凶ともいえます。2年間、この無駄なな作業を行い続けたのです。ようやく「土地取得に関する特区法」が制定されたのは、2014年4月です。
このため、今でも仮設住宅やみなし仮設に暮らす人は、被災3県で21万人います。
ハード事業としての復興工事は建設業者の入札不調もあり、遅れています。
見た目にはまだまだ、瓦礫が撤去された光景が広がっています。
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【※ 参考】
震災死者・行方不明者数】(原則毎月10日警察庁発表)
2014/10現在:死者 15889人、行方不明 2601人
<岩手県>死者 4674人、行方不明 1131人
<宮城県>死者 9538人、行方不明 1261人
<福島県>死者 1611人、行方不明 204人
外、太平洋沿岸地域。
【震災関連死】(2014年8月27日復興庁発表)
2014/7/31現在:3,089人
<岩手県>441人
<宮城県>889人
<福島県>1,704人
ほか、茨城県41人など。
【避難・転居者数】(2014年11月29日復興庁発表)
2014/10/14現在:21万5622人(前回より1611人減)
【県外への避難・転居者数】(2014年8月29日復興庁発表)
2014/8/14現在:岩手県から1,513人、宮城県から6,974人、福島県から47,149人
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被災地復興は、もうすぐ4年目に入ります。しかし、被災地全体が、1.8m~0,5mは地盤沈下しています。そして国が出した、「津波襲来地域には家は建造」出来ない事になっています。
そこで、出てきたのは山を削ってそこに宅地造成し、残土は津波襲来地域に盛土するという事になりました。しかし、地権者が津波で死亡したりしていて、相続人は膨大な人数になります。役所が地権者全員から承諾を得るのはとても不可能なことです。
これが、復興を遅らせた元凶ともいえます。2年間、この無駄なな作業を行い続けたのです。ようやく「土地取得に関する特区法」が制定されたのは、2014年4月です。
このため、今でも仮設住宅やみなし仮設に暮らす人は、被災3県で21万人います。
ハード事業としての復興工事は建設業者の入札不調もあり、遅れています。
見た目にはまだまだ、瓦礫が撤去された光景が広がっています。
【※ 参考】
震災死者・行方不明者数】(原則毎月10日警察庁発表)
2014/10現在:死者 15889人、行方不明 2601人
<岩手県>死者 4674人、行方不明 1131人
<宮城県>死者 9538人、行方不明 1261人
<福島県>死者 1611人、行方不明 204人
外、太平洋沿岸地域。
【震災関連死】(2014年8月27日復興庁発表)
2014/7/31現在:3,089人
<岩手県>441人
<宮城県>889人
<福島県>1,704人
ほか、茨城県41人など。
【避難・転居者数】(2014年11月29日復興庁発表)
2014/10/14現在:21万5622人(前回より1611人減)
【県外への避難・転居者数】(2014年8月29日復興庁発表)
2014/8/14現在:岩手県から1,513人、宮城県から6,974人、福島県から47,149人


【増えている、被災地の心の病】
こうした、甚大の被害のなかで、復興工事は行われていますが・・。
一方で、震災から4年目間近になって、【被災者全体の「心の病」】は、被害が大きかった場所ほど、仮設住宅を中心に広がっています。
行政が行う「なんでも相談会」「健康相談」、ボランティア団体のイベントなどに来る人はいいのですが、孤立してこない人は恒常化しています。
私が見た限り、岩手の場合やはり、県南ほど「心の病」はあるようです。
地元でも、完全にアルコール依存になってる人はひと目で分かります。特徴として、家族を失った高齢者の方がいいように感じます。しかし病院に行かないのです。偏見が邪魔をしています。
この他に、PTSDが多くいますが「病としての自覚」が無いように感じます。だから、一般内科に行って睡眠薬をもらってしてりのです。
その他には、「うつ病」、男性の体罰のDV、女性の言葉のDVなどなど、あとはお決まりの「震災離婚」となる訳です。残されるのは、かわいそうな子供達ということです。
このように、被災地の問題は悪化しています。また被災者のニーズは変化しているのです。被災者が恐れているのは、自分も含めて「震災の風化です」
震災直後、「絆」、「頑張ろう日本」「頑張ろう東北」という声は今やなくなっています。
だから、せめて、今日の月命日だけでも、思い出して欲しいのです。
震災関連死を含めて、原発事故もそうです。
でなけば、死者 15889人、行方不明 2601人の魂は
報われないのです。
震災関連死を含めて、原発事故もそうです。
でなけば、死者 15889人、行方不明 2601人の魂は
報われないのです。