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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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昨夜放送~NHK総合「クローズアップ現代」~スタッフ自身も、改めてその被害の大きさを、広がりを突きつけられると、言葉を失ってしまう実態。

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昨夜は沢山の方々がテレビを見ていただき、たくさんのコメントをいただきました。
ホントにありがとうございます。感謝、感謝ですねーー。
 
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昨夜、放送された。
NHK総合「クローズアップ現代 ワイド版 73分番組」
震災データマップ 記録が語る新事実 
3月 1日(木)放送ジャンル:地域 災害 社会問題
内容紹介ーーーーーーーーーーーーーーー
3.11東日本大震災からまもなく1年。
この震災では、国や自治体、研究機関などがかつてない膨大な被災情報を調査し記録した。
約2万人もの死者・行方不明者。40万人もの避難者。
その被災の状況や、避難場所、1年の動きなど、様々なデータは1人1人の人生そのもの。
NHKでは集めたデータを分析しデータマップを作成。
津波での被害は地域ごとどう違うのか、被害の差をうんだ背景は何か。
40万人の避難者はどう動き、どこでどのように長期避難が続くのか。
震災関連“倒産”の実態とは。データマップを通して、震災を新たな視点で見つめ直すと共に、復興への支援のあり方まで探っていく。
※73分の拡大版でお送りします。
 
見逃した方には、明日当たりは、無料で「オンデマンド」でPCで見やれるようで
 
す。
 
 
また、この3.11東日本大震災特集は今後もシリーズで放送されるようです。

来週の月曜日からです。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは、この番組スタッフのブログからです。
 
2012年02月29日 (水)
 
震災の実態を、"データの組み合わせ"で見ていくと・・・。
 
東日本大震災はなんと大きなことだったのだろう?
津波、放射能、避難、地盤沈下、復興の遅れ・・・。
亡くなった方、行方不明の方、あわせて約20000人。
400000人もの避難を続けているかた。
被災した企業には未だ復活の手がかりすら見えないところも多い。
改めて、その被害の大きさ、広がりを突きつけられると、
言葉を失ってしまう・・・。
 
プレビュー(試写)を見学しながら、そんな思いになりました。
3月1日(木)放送予定「震災データマップ 記録が語る新事実」です。
 
この震災では、国や自治体、研究機関などが
かつてないほど膨大な被災情報を調査し記録したそうです。
もちろん個別のデータもすさまじいのですが、
今回の番組では
「事業再開できない企業」「被災の大きかった地域」を重ねる、
「避難する人の数」「避難先」を時間経過ごとに見ていく、
など、

"データの組み合わせ"によって、新しい事実を発掘しようとしています。

yamagata-hinan.jpgプレビューで驚いたのは、
40万人の避難者はどう動き、
どこで、どのように、
長期避難を
続けているのかを
追ったデータです。
「避難」とひとことで言っても、その動きはとても多様で、
CGで再現される、避難の動きを見ているだけでも、いろいろと考えてしまいました。
データを重ねてわかった、
いま突出して多くのひとが避難している場所は
「山形県」
その理由、そこでいま何が起きているのかが取材されています。
埼玉県での避難生活を続ける
双葉町のケースでも
避難の動きをデータの重ね合わせで見ていくことで、
被災者の意外な行動の事実が浮かび上がります。

ishinomaki-matsubara.jpg津波での被害は
地域ごとにどう違うのか、
被害の広がりを
データの組み合わせで
解明していく取材も
ありました。
今後の防災に向けて、こうしたデータをどう役立てていけるのか?
その取り組みも追っています。

個人的に印象に残ったのは、
被災者のつづる「言葉」のデータ分析から、
その心理の変化に迫る取材です。

人々の支えの中で、どんな思いでいたかを聞いています。
"相棒"の犬のタロウくん、いい感じで、すこし嬉しくなりました。
 
inu-tarou.jpg
73分の拡大版でお送りする「震災データマップ 記録が語る新事実」。
 
ぜひごらんいただき、ご意見をお寄せください。
 
 
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※このようにスタッフ自身も徹夜で作成したようですが、、データの組み合わせで、できたプレビューを見て、驚いています。
それほど、大きな災害であるとかんじたのでしょうね。
 
 
 
放送中にも、沢山のコメントが入ってきました。
ブログ、Twitter、mixi、Facebook、などなど・・・。
 
また、一夜にして「友達リクエスト」もイッパイです。
 
やはり、テレビの力はおおきいですねー。
 
番組のディレクターからは、色々な膨大なデータを、NHKと帝国データバンクが調査し作成した「震災マップ」はあのような動くマップを完成させたようです。
 
驚くべき事実が判明しましたねー。
 
政府の動きの鈍さは別として・・・。
なるほど、だからなかなか復興しないのだ・・。
そう感じました。
特に、これらのコメント。
 
ブロフ、FBから・・。
●「きんちゃん。こんばんは、夫と拝見しました!NHKと帝国データバンクが調査し作成した「震災マップ」は、国がいままで発表してきた被害状況等の資料や説明より、ずっと中身の濃い、実態が忠実に現れたものでしたね。相当細かく調査し作成したんだなと思いました!また、現在再開できていない企業の半数以上がその町の主要な企業であり、それは被害の大きかった沿岸部にあり、且つそこは制限区域にしていされていて、いつ都市計画が実行されるのか、いつ企業等が再開できるか全く目処がたっていないという実態をはじめて知りました。このたび調査して作成したこの資料や、実態マップをなんとか国の公的機関で東北の復興/再建のために利用することはできないのでしょうか?国の調査よりよっぽど密で信頼性のあるもののように思えるし、この資料を通じて問題点もたくさん見えてきました。今回の調査を元にぜひとも一日も早い復興再建を願ってやみません

また、佐々木さんのリアルな声が、いつしか全国に響き、中○さんを通じて世界にも発信されていることが取り上げられましたね。小○さんの、ミサンガ作りも取り上げられていました!なんだかとても嬉しかったです!!これからも佐々木さんの「声」、被災地の「声」をFBでシェアしていくことで、一人でも多くの方にその「声」を届けていこう!と思いました!そしてその輪がどんどん広がり、いつしか国をも動かす大きなムーブメントになるよう、これからもみんなで頑張って行きましょうね
 
●「見させていただきました。内容のある番組でした。世界に発信していた方もいらっしゃるのですね。まさにネットはボーダ-レスな社会。これからも「今」を発信してください。
 
●「クローズアップ現代を拝見し、ブログへ辿り着きました。
人の心は移ろいやすく、忘れるのが早いものですが、こういう番組を通して、人の心の中に長く留めて置けるよう努力するコトが大切だと思いました。
政府の無策・ピントのずれた対応に業を煮やしてばかりです。
世界中の多くの人が義援金を出してくださったのに、そのお金は一体何処で眠っているのでしょうね!
計上した予算も3割も使っていない分野もあるとか。
苛立ちは募るけど、その矛先を何処に向けたら、何がどう動くのかも分からない。。

きんちゃんさんが「怒りから諦めに変わり…」とありましたが、弱者が我慢し続ける上での社会の復興、安定安心はありえないと思います。
日本の社会が皆で今回の被災に学ばないと、この日本は変わらないと思います。

国民が声を上げ続ければ、政治家も動いてくれるんでしょうか?
怒りが止まらず、苛立ちが募る一方です。
ごまめの歯軋りですが、家族から知人友人に広めていこうと思います。

過去ログはゆっくり拝見していこうと思います。
 
●「番組拝見しました。私も阪神の被災者で、当時と、そして今回の震災でもボランティアの活動をし、メディアの仕事をしている者です。
辛い時は文章を書くのも心の負担になるのに、本当に毎日これだけの情報を発信されると言う事は大変な事であり、同時に素晴らしい事だと尊敬の念を抱きます。

徐々に『過去』の出来事として忘れ去られない様、私も同じ被災者として、そしてメディアに携わる者として、佐々木さんに負けない様にできるだけ情報の受信・発信をお手伝いできたらと思っています。
多くの人の心はいつも皆様の側にあり、少なくとも私は被災地の事を思わない日は無いくらい、同じ気持ちでいます。(本心です!)
これからも自分に出来る事を出来る限りの範囲で、微力ですが応援させて頂きたいと思っておりますので、計り知れない程大変な事ばかりかもしれませんが、少しずつ、一歩一歩、前を向いて一緒に歩いて行きましょう!!
 
などなど、沢山ありますがとても全部は掲載出来ません。ごめんなさいね。
 
僕がここまで続けて、継続して、発信できたのは・・。
 
   ホントにこのような温かいコメントがあってこそです。
 
昨日の放送のように、1年経過しても被災地の復興は、全くしていないのと同じ
 
です。
 
これからです。どこから手をつけたらいいのか・・?
それさえ、模索してる段階です。
 
 
 
これからの、現地の様子と自分の想いを混ぜながらブログ記事は書いて行きます。
Twitter、FBでもその記事をShareしていくつもりです。

これからが復興と言うより「新生」の本番だと想います。
 
どうか、被災者に心を寄り添ってください。
 
これからが、本当の意味で「絆」という言葉が大事に
 
なると想っています。
 

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