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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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【岩手県知事選きょう22日告示 野党共闘VS自公の真っ向の選挙戦だ 現職達増拓也知事の当選はほぼ確実だろう。震災から10年目をむかえるが問題は山積みだ!!】

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【岩手県知事選きょう22日告示 野党共闘VS自公の真っ向の選挙戦だ 現職達増拓也知事の当選はほぼ確実だろう。震災から10年目をむかえるが問題は山積みだ!!】
 19回目の岩手県知事選がきょう22日、告示される。現職の達増拓也氏に、新人の及川敦氏が挑む。
 野党共闘VS自公の真っ向の選挙戦で一騎打ちの激しい争いとなるだろう。
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いずれも無所属だがーー。
4選を目指す達増氏は立憲民主、国民民主、共産、社民各党の推薦を得た。 
vs
及川氏は自民、公明両党の推薦に加え無所属系県議の政治団体いわて県民クラブが支援する。
達増、及川両氏は2度にわたり衆院1区で戦い、その後も及川氏は県議として達増県政への批判を強めてきた。2人の歩みをたどれば、宿命の対決と言える。

【前回同選挙では、自民党が候補者を「絶対に勝てない」と踏んで、候補者を引っ込めた】
 その候補者は、この前、参議院選挙で破れた、民主党から鞍替えした自民党現職の平野達男氏を一旦候補者としたが、大敗を恐れて候補者を出さず、無投票となった経緯がある。
更に。
 この前の参議院選挙では、自民党現職の平野達男氏(65)は野党統一候補で無所属新人の横沢高徳氏(47))の対決だったが、横沢高徳氏が圧勝した。
 ここらをみれば、ほぼ、野党共闘の現職の達増拓也氏の勝利はほぼ間違いないだろう。
 30日告示の県議選とも連動し、県政の「継続」「転換」を訴える選挙戦は熱を帯びるとみられるが、これまでの県議会の議員構成をみても、野党が過半数とると思われる。
 全国を見ても、「首長、県議会構成が野党」であるのは、全国でも岩手だけである。
【選ばれた知事は任期中の2021年3月、東日本大震災から10年の節目を迎える】
 引き続き震災からの復興が県政の大きな柱になろう。
 道路や街造りは進んだが、今も仮設住宅にとどまり、暮らしの展望が見えない人がいる。生活の立て直しと心身のケアは長期的な視野で進めなければならない。
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 産業の再生も積み残されている。
漁業の大不漁で漁民は苦しいじょうたいだし、補助金で再建した水産加工企業は、不漁で魚などの原材料が不足していて、業績が戻らぬまま自己負担分の返済が始まった。
存続が見込まれる復興庁と連携する県の役割は大きい。

【もう一つの大きな柱は、地方のどこでも悩んでいる、人口減、少子高齢化現象への対応だろう】
 国推計を見る限り、近い将来に岩手が直面する「縮小」は、すさまじいものがある。
 あと20年もたたず県人口は100万人を割り、その後数年で90万人を切る。しかも15~64歳の生産年齢人口は、今より30万人減る。
 生産年齢人口の激減は、働き手の不足と生産力の低下につながっていく。一方で高齢化は容赦なく進み、あと15年もすれば、県民の4人に1人は75歳以上になる。
 数字だけを見れば、岩手の未来を悲観せざるを得ない。が、その厳しい時代を県民は生きていく。縮小の中でも、縮こまらぬ岩手創りが求められるのでないか。
 例えばーー。
【近く全通する復興道路網は、産業の強い武器になる】
 各分野で海外へ打って出る人、企業も増えるだろう。国際リニアコライダー(ILC)の実現は新しい地域づくりの起爆剤になり得る。
 難局では特に、リーダーの力量にかかる部分が大きい。縮こまることなく、岩手を持続・発展させていく。そのビジョンを示すことこそ、今知事選の大きなテーマだろう。

知事選は現職が絶対有利になろう。議会構成が少し気になる。野党で過半数をとってほしい
というのは、野党であれば、やはり「県民の声を聴いて、寄り添った行政をするからだ」
仮に自民であれば、この前投稿したように、県民を追い詰めて苦しめる行政を行うのは必至だ。

安倍政権の言いなりになるから、必ずそういう行政になっていくのだ。

そういう意味で、「岩手県は野党共闘の発祥の地」であるから、野党が勝ってほしい。
絶対に自民に県政を任せる訳にはいかない。

安倍政権に忖度した地方行政などまっぴらだ。
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【なぜ、岩手は反自民なのか? 有権者が政治に関心があり、自民党の悪政でひどい目にあったからだろう】
 岩手県は、そもそも「農林水産業」が基幹産業であった。しかし、農民も漁民も自民党の悪政でこれまでひどい目にあってきた。
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 TPPで騙される以前から、農業、酪農、沿岸漁業など軽視してきてる、自民党政治で結果として儲からないのだ。 以前からの自民党政治を見ても、貿易でも「日本人の食料」の軽視し、自動車産業などを優先してきてる。

 参議院選挙後に出してきた、アメリカとの貿易交渉でも、小麦、大豆など農産物がでてきている。
 つまり、アメリカ様様さまの外交しかしないから、結果としてそのツケが「食」になっているのだ。

大規模な米国農業では、価格で絶対に太刀打ちできない。

だから、質で勝負してきてもコストがかかるから高いのだ。

 結果として、農林水産業が食い物にされてきたのだ。
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その辛さを、身体で知ってるから、岩手では反自民となっているのだと感じる。

そうう意味では、東北、北海道は同じ条件であるが、逆に言えば何故、あのような県が自民党系なのか? 不思議なくらいだ。

食を作ってる農林水産県は、反自民にならなけばおかしいではないか?
いじめられっぱなしである。

他の地方の県もそこら当たりをシッカリ考えて投票すべきだと強く感じるのだ。

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