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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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「東日本大震災から8年4ヶ月」 ー 【遅すぎる、村のあまりにも遅い対応。 海水浴場の開放。 村営の机漁港の離岸堤工事の遅れ。 離岸堤工事ならもっと早くに海水浴場に指定すべきだったという声もある】

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「東日本大震災から8年4ヶ月」 ー
【遅すぎる、村のあまりにも遅い対応。 海水浴場の開放。 村営の机漁港の離岸堤工事の遅れ。 離岸堤工事ならもっと早くに海水浴場に指定すべきだったという声もある】
 田野畑村では、机浜に今夏、臨時の海水浴場を開設すると発表した。平井賀と島越の両海水浴場は東日本大震災からの復旧工事で使えない状態が続いており、村で8年ぶりに夏の海と遊べるようになる。 東日本大震災から8年4ヶ月だ。他の沿岸市町村は全てが海水浴場を開放している。 早いところは被災から3年目で再開してる。
 海水浴場の公開の遅れで、観光産業は大きな痛手となっており、震災前のように観光客が戻ってきていない一因ともなっていた。
 村民からは、海水浴場開放を歓迎もするが、あまりにも遅すぎる復興で、観光に大きな影響が出ている、批判の声もあがっている。


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机浜は羅賀から北へ車で約15分で、小石のなぎさが100メートルほど続く浜だ。だが、震災前は少し時化ると危険な浜であり、遊泳禁止に設定されていた
 「NPO法人体験村・たのはたネットワーク」が運営する漁村文化伝承の机浜番屋群の観光体験施設があり、ダイビング参加者用の更衣室やシャワー施設を備えている。運営は同法人に委託する方針だ。 以前、浜は戦後一時期、海水浴場に使われたことがある。 しかし、他の島越や平井賀海水浴場があり、机浜は、少し時化ると危険な浜であり、遊泳禁止に設定されていた。
 村営の机漁港の離岸堤などの復旧工事が終了し、海水浴場に使用しても支障がないと判断した。期間は7月26日~8月26日で、泳げるのは午前10時~午後3時。

村にはかつて田野畑中、沼袋小にプールがあり、授業を通じて水泳に親しんだ。しかし、唯一プールが残った沼袋小も2010年3月に閉校し、村にあった学校プールは消えた
 村の小中学校は田野畑小と田野畑中の1校ずつとなったが、いずれも岩泉町のスポーツ施設にスクールバスで出かけ、水泳の授業を行っている状態だった。 「何故、浜の子供が内陸の岩泉町の施設まで行かなければならないのか?」という声があがっていた。「明戸浜」も海水浴場とすべきだ以前の浜と違い遠浅になった マレットゴルフ場やキャンプ場もある。これら施設との有機的な連携も生まれるはずだ
 この他に遊泳禁止になっている「明戸浜」も海水浴場とすべきだと思う。「遊泳禁止」措置にした理由は、急に深くなる地形だったからだが、今は離岸堤だあり、砂浜は遠浅の浜だ。離岸堤より沖に出さない規制のブイなどの設置で簡単に出来る。  「前例なきことをしない」のが役所だが、シッカリ調査すればいい場所である。背後には、マレットゴルフ場やキャンプ場もある。これら施設との有機的な連携も生まれるはずだ。
 しかも、今現在ジオパークの付近に公園が完成した。ここに、シャワー室や更衣室を整備すれば、立派な海水浴場となるはずだ。 震災の復興は、今の行政の思想ではなかなか進まないと感じる。前例を踏襲しない復興こそが、新たな観光資源を発掘できるし、観る観光、食べる観光では、全国どこも「金太郎飴」のような状況の中で、如何にして地域の特性を生かして、魅力ある観光地にできるか?である。
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これからは、田野畑村の観光資源に応じて、海外からの客を含む、エコツーリズム、グリーンツーリズム、ヘルスツーリズム、 産業観光等が挙げられ、「旅行商品化の際に地域の特性を活かし、地域 活性化につながる事が求められている。行政は、民間企業と一緒になってアイデアを絞り出し、それを、即、実行にするべきだ。いつまでも、被災地ではいられないのだから。
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【<岩手・田野畑村>泳ぎ覚えて 小中学校プールなし 既存海水浴場は工事中 机浜に臨時海水浴場を開設】
イメージ 2 東日本大震災で被災した岩手県田野畑村が今夏、震災後初となる海水浴場を机浜に臨時開設する。
 村内にある既存の海水浴場は復興工事でいまだに利用できない状態。
 村によると、机浜は40~50年前まで海水浴場として利用されていたという。津波で全壊し、2015年に復活したにぎわい拠点「机浜番屋群」に隣接する。

 海水浴場は更衣室とシャワー設備を備え、NPO法人「体験村・たのはたネットワーク」が運営する。期間は7月26日~8月16日。ーー以下略ーー
 

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