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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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「漁師の日記」ー【今日は、これから漁に行ってきます。魚の価格が不漁なのに安い現実 「浜の一揆」裁判で勝たないと岩手県では「なりわい」としての「漁師」が成り立たない現実】

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「被災漁師の日記」ー
今日は、これから漁に行ってきます。魚の価格が不漁なのに安い現実 
「浜の一揆」裁判で勝たないと岩手県では「なりわい」としての「漁師」が成り立たない現実

余り期待はできませんが、今日は、これから漁に行ってきます。
 海水温度が低めです。なかなか、いい潮が入ってきませんね。

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魚の価格が不漁なのに、安いのです。水産加工会社や魚屋なども負債で再建 早く回収したいから 漁師の魚を安く買う姿勢
 農業もおなじですが、漁業も生産者(第一次産業者)にしわ寄せがくるのです。 こうした全てがおいかかってきます。
 これでは、ますます、漁師は苦しくなり後継者などは出来ないでしょう。
 被災地全体がこんな、負債債権者だらけなので、こんな事が起きてきますね。

【実態把握しない行政 
このままでは岩手県の漁師は瀕死の様態で、破産者もまた出ました
こんな、実態に目を向けない岩手県漁政なんですね。
なんとしても、「サケを刺し網で捕らせろ!!」=「浜の一揆」裁判で勝たないと、岩手県の漁業は衰退の一途をたどるのは目にみえています。
画像に含まれている可能性があるもの:1人以上

画像に含まれている可能性があるもの:屋外

 昔、「明るい 沿岸漁村」っていう本が、全漁連で発行していましたが、今はその出版も無くなったのでしょう。
「明るい 沿岸漁村」は、今では夢のような話です。
画像に含まれている可能性があるもの:海、空、鳥、屋外、自然

5月15日の岩手の地元紙・岩手日報で珍しく不漁のことが報道されました。
 しかし、これも魚市場が完成した。報道に付け足したような記事です。
 いつも美談ばかり掲載している地元メディアです。
ここに大きな問題があるといつも感じます。行政のヨイショをして良いことしか報道しない姿勢には、呆れてしまいます。

被災者の目線で、被災地の課題や問題提起をするのも大きな新聞の役目ですが、こんな報道は皆無。
行政の持ち上げる、報道に終始しています。こんな新聞、マスメディアとは呼べない単なる紙です。 まさにNHKと同じ構図です。

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さて、日中にかなり気温があがりそうですね。 
「熱中症に注意」という言葉が天気予報ででてきました。要注意ですね。

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