【きょう5月15日は「沖縄復帰45年」 基地の過重負担いまだに軽減されず 地元の声「沖縄にいると、日米安保条約や地位協定が憲法の上にある気がしてならない」】
~憲法学者の木村草太氏は「住民の同意なしに米軍基地をつくるのは”違憲”である」 憲法学者が沖縄で辺野古基地新設に警告。~
~憲法学者の木村草太氏は「住民の同意なしに米軍基地をつくるのは”違憲”である」 憲法学者が沖縄で辺野古基地新設に警告。~
きょうは「沖縄復帰45年」の日です。 沖縄の施政権が米国から日本に返還された「沖縄県の本土復帰」から今日15日で、満45年を迎えたのです。
▼45年前の「沖縄県の本土復帰」で、バンザイ。
▼45年前の「沖縄県の本土復帰」で、バンザイ。

昨日、ラジオで聴いたのですが、やはり、沖縄県の中にも、基地のお陰でなりわいを立たてる人も沢山いるので、人によって様々な意見があるように感じました。米軍相手にお土産屋の商売をしてる人でも、「複雑な思いを抱いたままもう、40年もこの商売しています。 沖縄で、ここで生きていくためには、ここではこの商売で生きるしかなかった」語っていました。
【沖縄の米軍基地は7割の面積があり依然として基地の過重負担がのしかかったまま】
さて、沖縄の在日米軍専用施設面積の割合は1972年の58・7%から、最大で75%にまで膨らみ、昨年12月には、オスプレイの基地と引き換えに、北部訓練場のうち4千ヘクタールが返還されて、70・6%とわずかに減りました。
しかし、7割の面積があり、依然として基地の過重負担がのしかかったままです。
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設で、翁長雄志知事は「沖縄戦で奪った土地を返すのに、新たな土地を沖縄側で用意しろというのは理不尽だ」と、反対姿勢を貫いています。
政府は意に介さず先月25日には、埋め立て本体工事に強行にかつ、当然のような態度で着手したのが、私もみていて「おかしい」と感じました。
それは、【基地を造るための法的根拠】です。基本的には、「住民の承認がないと基地建設はできない」という感じがします。翁長知事は、「名護市辺野古反対を公約にして選挙で当選してる」事を考えれば、住民の民意は名護市辺野古反対となるからです。
それを、強行に工事を進める政府の姿勢いは、問題があるといえるのではなでしょうか?
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しかし、7割の面積があり、依然として基地の過重負担がのしかかったままです。
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設で、翁長雄志知事は「沖縄戦で奪った土地を返すのに、新たな土地を沖縄側で用意しろというのは理不尽だ」と、反対姿勢を貫いています。
政府は意に介さず先月25日には、埋め立て本体工事に強行にかつ、当然のような態度で着手したのが、私もみていて「おかしい」と感じました。
それは、【基地を造るための法的根拠】です。基本的には、「住民の承認がないと基地建設はできない」という感じがします。翁長知事は、「名護市辺野古反対を公約にして選挙で当選してる」事を考えれば、住民の民意は名護市辺野古反対となるからです。
それを、強行に工事を進める政府の姿勢いは、問題があるといえるのではなでしょうか?
このことについて、あの憲法学者の木村草太氏が
【「住民の同意なしに米軍基地をつくるのは”違憲”である」 憲法学者が沖縄で辺野古基地新設に警告】

2015年3月31日、那覇市久茂地のタイムスホールで開かれた憲法学者・木村草太氏の講演会。
普天間基地の辺野古移転問題に関して同氏は、「住民の承認がないと基地建設はできない」とし、「国会、国民を巻き込んで辺野古新基地建設を議論してほしい」と、下記の3点の方向から、問題提起しています。
▼沖縄県民や反対の国民。「座り込み」などを強制的に排除する、機動隊や警察。

▼住民の反対世論は無視して、工事をしています。こうしたことが、安倍政権になってから、平然と行われているのです。 これも、原発同様に地元の同意に基いて、工事を行うべきです。まさに日米安保条約や地位協定が憲法の上にあると感じます。
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【この1年間だけでも、元海兵隊員の女性暴行事件やAV8BハリアーやMV22オスプレイの墜落、恩納村での流弾事件など発生】
▼MV-22オスプレイの危険性
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【この1年間だけでも、元海兵隊員の女性暴行事件やAV8BハリアーやMV22オスプレイの墜落、恩納村での流弾事件など発生】
▼MV-22オスプレイの危険性
こうした、事件はこの45年間の間にかなりの数にのぼるのです。
「基地がある故の事件・事故」が続発です。 在沖縄米軍基地の面積の7割、兵力の6割を占める海兵隊の撤退を求めるなど、具体的な動きが出ている現実です。
一方、沖縄の経済では、現在は年間の有効求人倍率が復帰後初めて1倍を超え、完全失業率も4%台で推移している。
主要産業の観光を中心に「自立型経済」構築への兆しが出ているようです。
主要産業の観光を中心に「自立型経済」構築への兆しが出ているようです。
【「現地の声」ー沖縄にいると、日米安保条約や地位協定が憲法の上にある気がしてならない】
今日もラジオインタビューの中で、核心をついた声があり、驚きました。 60歳男性で「沖縄にいると、日米安保条約や地位協定が憲法の上にある気がしてならない。 憲法の価値観は沖縄に及んでいるのだろうか? まったくこの45年間、沖縄には日本国憲がなかった感じがする」と。
怒りの混じった声に聞こえました。
今日もラジオインタビューの中で、核心をついた声があり、驚きました。 60歳男性で「沖縄にいると、日米安保条約や地位協定が憲法の上にある気がしてならない。 憲法の価値観は沖縄に及んでいるのだろうか? まったくこの45年間、沖縄には日本国憲がなかった感じがする」と。
怒りの混じった声に聞こえました。
我々も、沖縄の基地問題については、シッカリ目を向けてこの機会に憲法と合わせて考えなけばならないのではないかと思います。