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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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「フクイチ事故から6年」ー 【どのツラを下げて、安倍氏と今村復興大臣は福島にいってきたのだろう チェルノブイリでは「5ミリで強制移住」として今も5ミリ以上の場所には人が住めない】

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「フクイチ事故から6年」ー
【どのツラを下げて、安倍氏と今村復興大臣は福島にいってきたのだろう チェルノブイリでは「5ミリで強制移住」として今も5ミリ以上の場所には人が住めない】
  4月8日に、福島県の被災地を訪問した安倍氏は、今村復興大臣が4日の記者会見で「自主避難者の帰還は自己責任だ」などと発言したことについて、安倍氏はこれを、必至にかばう謝罪発言している。まだまだ、線量が高い「帰還困難区域などをムリクリ解除したのは権力の乱用としかいいようがない。
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福島の人たちはどんな思いでそれをみていたのか?
 アベ氏自民党の根底には「東京五輪を前に「福島は復興した」と、アピールしたいがための、いわば「権力の乱用と無責任」でしかないのだ。
 安倍氏と今村復興大臣には、早期に「原発事故はなかった事にしたい」特に、特に「東京五輪」を意識して、3年前の今のタイミングで避難区域を解除したのだろう。人の生命よりも、メンツ優先する政治は、「
生存権無視の姿勢」だ。「国民の生命を守る」のは政治の基本でなけばならない。 強い憤りと傲慢さを感じるのだ。

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【安倍政権は4月1日から避難区域が解除された。だが、
そもそも「その根拠」はなにか? 避難者にも国民にも説明していない】
 たまたま事故前の2010年に「文部科学省公表、小中学生のための副読本 2010年版」(削除されて今はWEBにない)が発刊されているが、その副読本の中で、被爆した場合の癌の発病率上昇について記している。
例えば、10ミリシーベルト被爆で

「全てのがん死 4%」「肝臓がん死 13%」「肺がん市 2%」増加するという内容のものだったのだ。(これ自体も怪しい数字だが)とにかく、フクイチ事故前は、10ミリシーベルトを、一つの基準にしていたことがうかがえる。
 ところが、偏重した教育や広報により国民の公正な判断力を低下
させるような、いわば「減思力(げんしりょく)」政策になっていったのである。
 結果、何の根拠もない数字の、2倍の20ミリなのだから驚きである。
 なのに、【福島では20ミリで帰れ! 規制委、住民帰還で提言へ】となっていった。仮に5年住めば年間100ミリ。で影響なしとは、あまりにも人の命を軽視してる。
 20ミリでも5年住めば、100ミリシーベルトの被爆で、ガンなどの確立は文部科学省公表の確立の10倍、「全てのがん死4%✕10=40%」にも上昇することを意味するのだ。

非難困難区域では、とんでもないスポットが沢山ある。100ミリ超える所は普通にあるのだ。政府が国民を殺人しようとしてるといわれても、反論できない線量である。
 チェルノブイリでは「5ミリで強制移住」として今も5ミリ以上の場所には人が住めない。これでも、甘いの基準と世界の医学界ではいわれてるほどである。
【原子力医療の専門家の北海道がんセンターの西尾正道名誉院長は以下のように証言しているのだ】
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【今村氏が言った言葉は、撤回しても謝罪しても消えるものではない】
 何故なら、今村氏の心の中には、自主避難者に対する考えの本心があったから出た言葉にはまちがいがないのだからだ。
 謝罪しても、一度言った言葉は、根底に「帰還困難区域など解除した、支援金も打ち切ったし、自主避難者の帰還は自己責任である」ということに姿勢が変わったものでもないからだ。
 そもそも、復興大臣は「被災者の見方になるべき大臣」でなけばならない。
 このため、他の省庁の影響を受けないような、組織図を見れば、別格の位置にある。逆に政府にたてをついても、被災者を優先の考えるべき立場の大臣なはずだ、
 イマムラ復興大臣の「自主避難者の帰還は自己責任だ!」という言葉は本末転倒であり、復興大臣としての基本的スタンスがまちがっているのだ。安倍氏への「ゴマスリ」しか頭にないのだ、歴代の「復興大臣」は、皆、同じであった。
関連記事:

【復興庁  歴代大臣の不祥事 だらしない復興相ばかりだった。 これで、「被災者に寄り添った復興」が進む訳がない】

  • 2017/4/8(土) 午前 10:09
    https://blogs.yahoo.co.jp/sasaootako/64600012.html
    一部引用:
    エリートではなくてもいい、とにかく、「被災地に足を何度も運び、被災者の声を吸い上げて」それを復興の司令塔である
    復興庁に持ち帰り、心ある情熱で被災地復興にあたってほしかった。
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  • なんだか、虚しい。また、東北は無視されるのか?そんな、感じをずっと感じ続けて来た。

【まだまだ、線量が高い「帰還困難区域などをムリクリ解除したのは権力の乱用としかいいようがない】
福島県知事もこうした国の方針に抵抗しない自民党の知事だ。
 福島の汚染された地域、は絶対に元に戻る土地ではないのは誰でも分かることだ。 
 帰還困難区域に指定された避難者も自主避難者も、そこは先祖代々からつづく、土地や農業などを生業(なりわい)をしていたのに、原発事故の放射線が怖いから故郷を離れた。 
 そして、今も依然として線量は高い。しかし、安倍政権は、4月1日から、非難困難地域を解除して、人をそこにむりくり戻そうとしてるのだ。しかし、上記のような事を福島の人たちはこの6年で「見えない敵の放射能」について勉強しているし、恐怖を持っている。当然のことだ、そこを国民はシッカリと「人災である原発」として認識して、差別などしないで欲しい。
自分がその立場だったらと、置き換えて考えてほしいのだ。
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【アベ氏自民党の根底には「東京五輪を前に「福島は復興した」と、アピールしたいがための、いわば「権力の乱用と無責任」でしかない】
 国民軽視の姿勢であり、政治の一番の基本的な事をしないのは、「愚かな事をしてる」としかいいようがない。
 上記に述べたように、数字でみれば放射線汚染や被爆は非常にこわい。だから、根拠なき、解除や支援打ち切りなどの、政策は、国民の生命や健康など全く、配慮しない行為であり、政治家として許せるものではない。 「生存権」を無視した国の姿勢である。
 
【そもそも、原発を推進してきたのは、歴代自民党である。国策として勧めて来た原発事業 責任は政府自民党にあるのだ】
 この前の3月17日、福島県から群馬県に避難した住民ら137人が国と東京 電力に1人あたり1100万円(総額約15億円)の損害賠償を求めた集団訴訟の判決が17 日、前橋地裁であった。
 原道子裁判長はに裁判で「津波は予測できたのに、対策を怠った」との判決も出てる。しかし、損害賠償金額は桁違いに低いものだったが・。

【アベ氏が第一次政権のときは、「全電源の喪失はあり得ない」と発言。 その発言の責任は重い。】
 総理がいってるから、原発事業者もなんら対策を講じて来なかった結果起きた事故でもある。何を根拠に言ったのか? 全く、無責任極まりない。 
 まさか、安倍氏は、津波など来ると思ってもいなかったのだろうが、自然はわからないし、人がやることに完璧などないのだ。どんなに有能と言われる技術者でも、失敗を繰り返して有能と言われる域になるのだ。これは、絶対的に甘い発言だとしか思えない。
 もし、あの時に逆に「いろいろな災害が想定されるから、電源の確保を原発事業者は対策を急ぐべきだ」と言っていれば、防げたじこだったのである。 新潟中越地震の時もホントに、紙一重のところで大きな事故にはなってないが、4時間以上も、電源も喪失してる。
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【「原発事故はなかった事にしたい」特に、特に「東京五輪」を意識 3年前の今のタイミングで避難区域を解除したのだ】

 フクイチからは、今も全国に放射線が拡散されている。
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 そして、メルトダウンしたフクイチに収束作業は難航を極めている。もし、メルトダウンして炉心から流れ落ちた核燃料が床を溶かした跡もあり、そこが内圧の変化で、穴が空くかもしれない。また、原子炉収束作業ミスでまた、「想定外」のことがあり、また強い放射線が拡散されることも、ゼロではないのだ。

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日本のマスコミは全く、報道していないが

海外メディアは現地に入り線量など詳しい報道をしている。

「放射線が高いのに何故、日本政府は人をちかづけるのか?」などと報じてるいるのだ。

日本では知らなくても、海外では知られている現実なのである。

「東京五輪のために、隠蔽してよく見せたい」と思っても、「福島は危険だ」と海外で認識あるのだから、その狙いは全く意味を持たない。

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