【いったい 誰を守りための防潮堤なのか? 国の防災会議と国土交通省の縦割り行政。住民の願いはよそにゼネコンと政治の腐敗を感じます】
~311の教訓を活かしていない復興そのもので、国の縦割り行政が丸出しの光景です。 そして、税金の無駄遣い~
必要のない、津波防潮堤工事が進められています。目の前がコンクリートの壁で、国立公園なのに全く海が見えない、名前だけの国立公園になっていきます。
宮城県でも、岩手県でも国の基準で作られています。
以前にも何度か投稿して疑問をなげかけていますが、工事が進んでくると「異様な浜になって行き、まるで海と住民を切り離す壁に威圧感を覚えます。
▼工事が進んでくると「異様な浜になって行き、まるで海と住民を切り離す壁に威圧感を覚えます。矛盾だらけの三陸復興工事は他にもありますが、この「巨大防潮堤」は別格の矛盾で、地元の声を無視した工事です。この陸側の土地には、国土交通省の津波危険指定されている土地で誰も住めない土地なのです。いったい誰をまもるための防潮堤のか?ー 場所: 岩手県田野畑村
~311の教訓を活かしていない復興そのもので、国の縦割り行政が丸出しの光景です。 そして、税金の無駄遣い~
必要のない、津波防潮堤工事が進められています。目の前がコンクリートの壁で、国立公園なのに全く海が見えない、名前だけの国立公園になっていきます。
宮城県でも、岩手県でも国の基準で作られています。
以前にも何度か投稿して疑問をなげかけていますが、工事が進んでくると「異様な浜になって行き、まるで海と住民を切り離す壁に威圧感を覚えます。
▼工事が進んでくると「異様な浜になって行き、まるで海と住民を切り離す壁に威圧感を覚えます。矛盾だらけの三陸復興工事は他にもありますが、この「巨大防潮堤」は別格の矛盾で、地元の声を無視した工事です。この陸側の土地には、国土交通省の津波危険指定されている土地で誰も住めない土地なのです。いったい誰をまもるための防潮堤のか?ー 場所: 岩手県田野畑村



矛盾だらけの三陸復興工事は他にもありますが、この「巨大防潮堤」は別格の矛盾で、地元の声を無視した工事です。
この陸側の土地には、国土交通省の津波危険指定されている土地で誰も住めない土地なのです。
いったい誰をまもるための防潮堤のか? 国の防災会議と国土交通省の矛盾した工事。国立公園なら環境省が出てきて調整しても良さそうな気がしますが・・。現地にしてみれば、大きな矛盾を感じる防潮堤です。
この陸側の土地には、国土交通省の津波危険指定されている土地で誰も住めない土地なのです。
いったい誰をまもるための防潮堤のか? 国の防災会議と国土交通省の矛盾した工事。国立公園なら環境省が出てきて調整しても良さそうな気がしますが・・。現地にしてみれば、大きな矛盾を感じる防潮堤です。
そして、「命を守る」という観点からは、全くあの東日本大震災での教訓を活かしていません。
震災前にあった三陸の津波防潮堤は、DL(海抜)8mで造られていました。その防波堤でも海が見えず、非難が遅れて車ごと亡くなった人は沢山います。 それが一番多かったのは岩手県九戸郡野田村です。 前浜が「十府ヶ浦」という砂地の海岸でその背後に8mの防潮があり、その下の海抜3~6mあたりを国道45号が三陸鉄道と並行してあります。
あの日、気象庁の津波観測システムもやられて、津波の高さ6mとずっと伝えていました。しかしテレビ画面には20m以上の津波が南から順次、三陸沿岸を飲み込んで行く光景がみられました。
僕は、その時足の骨折した手術で内陸の二戸病院にいてテレビを見ていたのです。
ヘリコプターに写ったこの十府ヶ浦の45号線では渋滞が起きていたのです。
▼岩手県九戸郡野田村です。 前浜が「十府ヶ浦」という砂地の海岸でその背後に8mの防潮があり、その下の海抜3~6mあたりを国道45号が三陸鉄道と並行してあります。あの日、気象庁の津波観測システムもやられて、津波の高さ6mとずっと伝えていました。しかしテレビ画面には20m以上の津波が南から順次、三陸沿岸を飲み込んで行く光景がみられました。
震災前にあった三陸の津波防潮堤は、DL(海抜)8mで造られていました。その防波堤でも海が見えず、非難が遅れて車ごと亡くなった人は沢山います。 それが一番多かったのは岩手県九戸郡野田村です。 前浜が「十府ヶ浦」という砂地の海岸でその背後に8mの防潮があり、その下の海抜3~6mあたりを国道45号が三陸鉄道と並行してあります。
あの日、気象庁の津波観測システムもやられて、津波の高さ6mとずっと伝えていました。しかしテレビ画面には20m以上の津波が南から順次、三陸沿岸を飲み込んで行く光景がみられました。
僕は、その時足の骨折した手術で内陸の二戸病院にいてテレビを見ていたのです。
ヘリコプターに写ったこの十府ヶ浦の45号線では渋滞が起きていたのです。
▼岩手県九戸郡野田村です。 前浜が「十府ヶ浦」という砂地の海岸でその背後に8mの防潮があり、その下の海抜3~6mあたりを国道45号が三陸鉄道と並行してあります。あの日、気象庁の津波観測システムもやられて、津波の高さ6mとずっと伝えていました。しかしテレビ画面には20m以上の津波が南から順次、三陸沿岸を飲み込んで行く光景がみられました。

▼岩手県宮古市。このように第1波で8mの防潮堤は簡単に超えて、もっと、2波、3波は大きくなっていったのです。ー 場所: 岩手県 宮古市

車ごと奇跡的に助かった人に聞くと、「ラジオでは6mと行ってるので、8mの津波が来ても大丈夫だと思っていたら、いきなり大きな波が来て車ごと流されて、気がついたら車の窓ダラスが壊れて外に出て助かった」と。「その時、防潮堤に差し掛かる前の高いところにいた人たちが山に逃げているのが見えたが渋滞でどうにもならなかった」と証言しています。
これと似たような事が私の目の前の道で起きていていたのです。やはり、車ごと流されて死者がでています。
これと似たような事が私の目の前の道で起きていていたのです。やはり、車ごと流されて死者がでています。
この教訓が全く活かせれていません、被災者が「海が見えないと防波堤作っても逆に危険になる!」、警報が出た時点ですぐに非難した人もいますが、車で逃げていた人は津波は押し寄せるのが見えなけば、人は逃げないからです。
このことは、何度も、何度も「市町村のヒアリングの懇談会」などでも、被災者の声として強調されていた声なんです。
復興庁、県、などに進言した、ことなんです。 被災地現場の被災者の大事な声をを聞かない国と県と地元自治体の姿勢には呆れ果てます。
復興庁、県、などに進言した、ことなんです。 被災地現場の被災者の大事な声をを聞かない国と県と地元自治体の姿勢には呆れ果てます。
そもそも、現場を知り、被災者の声を知ってるのは地元市町村の住民なのに、昔からの「上意下達」の慣習から抜け出せず、「下意上達」がないからなんでしょう。
しかし、「住民の命に関わることでは、県、国に本当の事を伝え改善してもらうのが地方自治体としての基本的なことです」それは、「自らを治め、住民の生命、財産を守るのが指名」だからです。
ほんとに政府の役所の頭の硬いのには呆れてしまいます。
なんの事業でもそうですが、国の政治家、官僚の問題点は。
1,現場の調査をしない、地元の声をきかない。
2,その上で、机上の地図や地元自治体だけのヒアリングだけで決めてる。
3,一度、決定した事を「命」に関わる工事であっても、融通が効かず変更しない。
しかし、「住民の命に関わることでは、県、国に本当の事を伝え改善してもらうのが地方自治体としての基本的なことです」それは、「自らを治め、住民の生命、財産を守るのが指名」だからです。
ほんとに政府の役所の頭の硬いのには呆れてしまいます。
なんの事業でもそうですが、国の政治家、官僚の問題点は。
1,現場の調査をしない、地元の声をきかない。
2,その上で、机上の地図や地元自治体だけのヒアリングだけで決めてる。
3,一度、決定した事を「命」に関わる工事であっても、融通が効かず変更しない。
このような、巨額の防潮堤をつくるよりも、裏の高い山に逃げてる避難路をシッカリ整備したほうがずっと津波では人はまもれます。
しかも、今作っている防潮堤は高さが14.3mです。何故その高さになったのか? 東日本大震災並の津波では乗り越えて崩壊します。
しかも、コンクリートには40年~50年の寿命しかありません。そして、津波のサイクルは70年~80年です。これも矛盾してることです。
しかも、今作っている防潮堤は高さが14.3mです。何故その高さになったのか? 東日本大震災並の津波では乗り越えて崩壊します。
しかも、コンクリートには40年~50年の寿命しかありません。そして、津波のサイクルは70年~80年です。これも矛盾してることです。
▼岩手県宮古市田老町。震災前は、津波防災の町として視察がきていました。2重の高さも12mの防波堤。しかし、津波の力は恐ろしいですね。簡単に2つの防潮堤は崩壊したのです。ー 場所: 岩手県 宮古市


以前から指摘してるように、【巨大防潮堤は誰をまもるのか?】という思いが強くなります。 しかも、漁業者が多い海での仕事を通りモノにしてるのです。 海が見えないから「逆に危険」なのです。311の教訓を活かしていない復興工事そのもので、税金の無駄遣いそのものです。
海が見えないから、逆に危険なんです。
311の教訓を活かしていない復興そのもので、国の縦割り行政が丸出しの光景です。 そして、税金の無駄遣いです。
このような無駄なモノに投資するよりも、被災者の生活復興の支援に回したほうがずっと有効だと感じます。
このような無駄なモノに投資するよりも、被災者の生活復興の支援に回したほうがずっと有効だと感じます。
被災地を訪れ現場を見る人は、決まって同じ事をいいます。
「被災地に来なければ本当の現状は何も知ることが出来ませんね~~。」といいます。
そして、このような説明を聴いて、納得して、怒ります。
まさにそうです。現場にこなけば、まだまだ分からないことがたくさんあります。
「被災地に来なければ本当の現状は何も知ることが出来ませんね~~。」といいます。
そして、このような説明を聴いて、納得して、怒ります。
まさにそうです。現場にこなけば、まだまだ分からないことがたくさんあります。
もう工事はとめられないでしょう。地元の声はよそに、完成してるとこも沢山ありますから・・。
防潮堤に限らず、復興にはこうした役所の硬い頭と地元の声を聞かない、矛盾した事がソフト事業でも沢山あります。本末転倒も甚だしいと思います。
また、若い人が転出して残されているのは高齢者です。間違いなく津波襲来地域は日本一、「少子高齢化」が吐出してるのは確実です。
▼岩手県田老町。全滅した町は嵩上げされていますが、町が形成はされない。 店を廃業したり転出したりして人口は若い人を中心にいなくなっています。ー 場所: 岩手県 宮古市
また、若い人が転出して残されているのは高齢者です。間違いなく津波襲来地域は日本一、「少子高齢化」が吐出してるのは確実です。
▼岩手県田老町。全滅した町は嵩上げされていますが、町が形成はされない。 店を廃業したり転出したりして人口は若い人を中心にいなくなっています。ー 場所: 岩手県 宮古市

復興工事が終わった時には、「限界集落」、「限界自治体」となるのは確実です。
震災直後に、政府や復興庁が話した「被災地を単なる復興ではなく、時代の先端を行くような復興とする」と勇ましく言った言葉が虚しく残ります。
高台移転は仕方がないとしても、このような防潮堤では、水産業、観光に大きな影響が出ます。
時代の最先端どころか、逆に時代の最後を走るような被災地になりつつあると強く感じます。
高台移転は仕方がないとしても、このような防潮堤では、水産業、観光に大きな影響が出ます。
時代の最先端どころか、逆に時代の最後を走るような被災地になりつつあると強く感じます。