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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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昨日は、体験学習修学旅行のうけいれ 「ウチの畑の黒豆の収穫作業」、「タコ網の掃除作業」夕食は焼肉、マツタケ、昆布などなど・・。  今日は「浜の一揆裁判」口頭弁論です。詳細は別記事で。 

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おはようございます。
昨日は、体験学習修学旅行のうけいれ、神奈川の向上高校1年生3名です。今もすやすや眠っています。

昨日の体験は、まずウチの畑の黒豆の収穫作業です。土と触れてほしかったからです。




次は、タコ網の掃除です。長く海に沈めておいた網のサンゴの子供が付いてるのを手で獲って見らう作業。
モクモクと作業していましたね。その後、代表的な2種類(モヤイ結び・カエルマタ結び)のロープの結束をおしえました。

その後、僕と一緒に羅賀荘の風呂に生き、夕食は焼肉、マツタケ、昆布などなど・・。

おみやげには、すき昆布と黒昆布を持たせました。
今日はもう帰っていきます。最初はかなり緊張して気を使っていました。夕食の頃はだいぶなついてきたのですがね。
やはり、
1泊では丁度慣れたところで帰って行くような感じです。
神奈川県の向上高校の1年生男子3名でした。
何らかの彼らの人生の糧になればと思います。


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さて、【きょうは28日は岩手漁民組合の「県を相手取った裁判 盛岡地裁における「浜の一揆訴訟」の口頭弁論の日」です。】
その概要は、FBでこの投稿の後にアップします。
僕も盛岡地裁に行くようになるかもです。
 「どうか皆さん応援してください。民主的な海にするための裁判です」
これは、25年の浜のボスを退治する訴訟であり、「サケを刺し網漁法」で獲らせろという訴えです。



 信じがたいことですが、県漁政は権益の有力者の浜のボスを優先させる「定置網」だけに絞ってサケ漁をさせてきたのです。
これまで我々一般漁民には岩手の主要な魚種のサケ漁を罰則まで付けて禁止していたのですよ。漁民組合結成ですぐにこの不平等な事が話題になり、請願、陳情では門前払いを食らったので、裁判提訴に踏み切ったのです。
これは、一般漁民団体が行政を相手取った裁判。全国でも始めてのことです。

 漁師に何故サケを獲らせないないで一部の既得権益を持った人間だけの「定置網」だけに獲らせる。
海の公平性を著しく欠く漁政】だったのです。
震災以降の不漁になり、もうこの漁法が認可されなければ我々、沿岸小型船は「漁師としての生業」を立てる事できなくなるのは必至です。 絶対に勝ち取らねばならない裁判です。

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