【裁判はさておき、そもそも、「原子力規制委員会」の基準は世界のIAEAの基準ある事故が発生した時の事まで想定した基準になっていないのに、それを基に再稼働すること自体間違っています。】
森弁護団長は「九電の主張を丸のみした決定。司法の後退を意味している」と強い口調で批判し、「棄却決定は法解釈を誤ったもので東京電力福島第1原発事故の重大性を認識していない」とする声明文を読み上げた。
仮処分を申し立てた一人、鹿児島大名誉教授、荒川譲さん(82)は「鹿児島県は道路整備が進んでおらず、事故が起きた場合、どれだけの人が避難できるのか。決定はまったく配慮していない」と疑問を投げかけています。
当然の訴えだと思いまます。
当然の訴えだと思いまます。
【高浜運転差し止め決定の意義は】 弁護団長・元金沢地裁裁判長 井戸謙一氏は「避難計画を含めてこそ国際基準」としています。
「避難計画を含めてこそ国際基準」当然の判断です。
「避難計画を含めてこそ国際基準」当然の判断です。

関西電力高浜原発3、4号機の運転停止を命じた大津地裁決定から1カ月。当然の運転差し止め決定だったと思います。
福岡高裁宮崎支部が、国の新規制基準に基づいて昨夏再稼働した九州電力川内原発の運転を追認し、またも司法の判断は分かれました形になりました。
おかしな司法だと思いますね。何故ならどちらも「原子力規制委員会」の基準にもとづいての司法の判断だからです。
テロや火山活動も活発なってる同原発を転を追認しました。
ならば、事故があった場合、シッカリとした「避難計画を含めた国際基準」に達しているのでしょうか?
ならば、事故があった場合、シッカリとした「避難計画を含めた国際基準」に達しているのでしょうか?
そもそも、「原子力規制委員会」の基準は世界のIAEAの基準ある事故が発生した時の事まで想定した基準になっていません。
「原子力規制委員会」の基準には事故が発生した時にまで想定した第4層と5層が抜け落ちている安全基準なんです。
・第4層は事故が起きた時の電力会社と政府、自治体などの住民非難の連絡基準。
・第5層は事故が起きた時、自治体などの住民非難の具体的な計画
更に、日本の「原子力安全委員会」安全基準の中では、世界では当たり前になっている。メルトダウンした時の備えた「コアキャッチャー」も義務付けられていますが、日本にこれもないのです。
・第5層は事故が起きた時、自治体などの住民非難の具体的な計画
更に、日本の「原子力安全委員会」安全基準の中では、世界では当たり前になっている。メルトダウンした時の備えた「コアキャッチャー」も義務付けられていますが、日本にこれもないのです。
安倍総理は「世界一厳しい安全基準と言っています」完全にウソです。一番大事な住民の避難計画のない甘い安全基準なんですから。そんな基準で再稼働を決めてる事自体に問題があります。
宮崎市の福岡高裁宮崎支部の裁判官はその辺の事を考慮した判決だったのでしょうか?
まさに、不当判決です。
全国で唯一運転している川内原発が止まれば、国内の稼働原発が再びゼロに戻るところでした。再稼働を進める国も電力各社も今回の決定に安堵したに違いないと思います。しかし、その前に司法も揺れているという事実を直視し、国民の不安に真摯に向き合うべきでしかるべきです。
仮に火山が噴火が原因で事故が発生した時には、色々な道路や情報連絡網の遮断だ予想されます。
その時に、地域住民を安全に非難させる事ができるのでしょうか?
大きな疑問があるのです。
その時に、地域住民を安全に非難させる事ができるのでしょうか?
大きな疑問があるのです。
裁判所は事故が起きた時にチャント、地域住民が非難できるのか?そこまで踏み込んで判決したのか・? 非常に疑問が残ります。
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【川内原発 割れた司法判断「なぜ」 住民、落胆と怒り】
毎日新聞 2016年4月6日13時04分
【川内原発 割れた司法判断「なぜ」 住民、落胆と怒り】
毎日新聞 2016年4月6日13時04分

<「忘災」の原発列島>川内再稼働 それでも甘い事故想定
<九州大教授「脱原発」を諦めるな>
<身一つで「原発ノー」>61歳女性は、なぜ川内原発前でハンストしたか
<無関心な通行人多く>鹿児島・天文館での高浜再稼働反対活動
<マンガで解説>川内原発は安全なの?
「不当決定」「私達は屈しない」。午前10時半過ぎ、宮崎市の福岡高裁宮崎支部前で住民側弁護団が垂れ幕を掲げると、集まった住民や支援者から憤りの声が上がった。森雅美弁護団長は「非常に残念な結果。鹿児島地裁の焼き直しのようだ」と厳しい表情で語った。
続いて宮崎市のビルの一室で開かれた記者会見。森弁護団長は「九電の主張を丸のみした決定。司法の後退を意味している」と強い口調で批判し、「棄却決定は法解釈を誤ったもので東京電力福島第1原発事故の重大性を認識していない」とする声明文を読み上げた。
仮処分を申し立てた一人、鹿児島大名誉教授、荒川譲さん(82)は「鹿児島県は道路整備が進んでおらず、事故が起きた場合、どれだけの人が避難できるのか。決定はまったく配慮していない」と疑問を投げかけた。仮処分申請に参加した会社員の塚田ともみさん(45)=同県姶良(あいら)市=は「残念だがまだ本訴(運転差し止め訴訟)もある。本来ならば政治の力で変えるのがあるべき姿だ」と語った。他の住民らは、抗告審で火山の専門家らが原子力規制委員会を明確に批判したことなどを念頭に「今までの審理の過程を考えると勝って当然なのに……」と言葉を詰まらせた。
一方、薩摩川内市で飲食店を営む男性(43)は「ほっとした。再稼働してこれから街が元気になると期待していた。今、経済的には一番底の状態で、差し止めとなると大変」と話した。
ーー以下略ーー