Quantcast
Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3913

最高裁を頂点としたこの国の検察捜査や司法は信用できない。 マスメディアや検察庁、検察審査会と司法は安倍晋三自民と癒着して完全に腐りきっている

$
0
0
【最高裁を頂点としたこの国の検察捜査や司法は信用できない。 マスメディアや検察庁、検察審査会と司法は安倍晋三自民と癒着して完全に腐りきっている】
【甘利大臣。これではもう逃げられませんね。刑務所行きです。
・【甘利氏会見と食い違い、「告発者」が証言 現金授受問題】朝日デジタル 1月31日(日)
 http://goo.gl/xFRm2Z 】
とTwitterでつぶやきました。

だが、しかしです。大手メディアは事件の本質的な報道は一切ありませんし、検察が本当に動き刑務所までいくのか疑問です。
「安倍政権の権力と検察の癒着」があるからです。
「これだけの証拠や証言がありながら検察がどこまで本気になり動き「斡旋利得罪」として検挙するかです。
【大手メディアがまるで報道しない】
 小渕氏の政治資金疑惑に次いで、甘利氏の事件は、お金を送った人物が全ての証拠を握っての告発です。しかし、つくづく思うのは、民主党政権時代とのマスコミの取り扱いの違いです。
 こんな事件が民主党時代に起こっていれば、マスコミ全体でバッシングしたでしょう。以前、民主の鉢呂元大臣がオフレコで、「放射能着けた」とふざけて言った話がマスコミに大々的に取り上げられ、辞任するはめになったのはご存知のとおりです。
 今回は、甘利氏の辞任で国会への影響が問題にされるが、刑事事件としての記事は全くと言っていいくらい無いのです。今回は、秘書、本人も金をもらっているのですから、あきらかに「斡旋利得罪」にあたるはずでです。
【検察や司法は自民党の権力と一体】
一昨日の1月31日の読売新聞が書いています。「甘利疑惑でついに検察が動き出した」と。東京地検が近く都市再生機構(UR)の職員らを事情聴取することが関係者の話でわかった、と。
しかし、検察の動きはそこまでで終わるのではないか?という私は疑念を持っています。
 甘利事務所に及ぶことはないし、甘利氏の「斡旋利得罪」が事件になることはあり得ないのではないか?
とても、悔しくて、残念なことですが私がそう思うのは、この国の検察や司法は自民党の権力と一体であるからです。
証拠や証言がありながら、検察が動かないのは全てが、権力に押されてるからです。悔しい話です。
【そこで思い出すのが検察審査会】
 司法の民主化の名の下に司法官僚がでっちあげた司法改革で、検察審査会にあらたに強制起訴という権力が付与された。
簡単にいえば、検察が起訴しなくても国民が起訴できる制度です。

【小沢一郎つぶしのための検察審査会は健在。】
ところが、その検察審査会の最初の仕事が小沢一郎の強制起訴でした。
元不明の一市民の要請で開かれた検察審査会が、検察が起訴に値しないと判断した小沢一郎の政治資金疑惑を、強制起訴したのはご存知のとおりです。
(※結果は無罪であったにもかかわらず、これで、小沢氏はもの凄いマスコミ全体でバッシングを受けて、多くの国民から「悪」のイメージをする付けられたのです。)
その時の審査会のメンバーや、その議決に至る経緯が、一切国民に明かされないまま、検察の下した不起訴処分は覆されたのです。
検察審査会そのものが開かれなかったという疑惑さえ取りざたされたのです。
そして、判決は当然のように小沢無罪で終わったのですが、小沢一郎は政治生命を奪われるようおおきなダメージを受ける事になったのです。


あの時は、小沢一郎つぶしのための検察審査会だったと皆が思ったはずです。
ーーーーーーーー
民主党政権時に、正反対の扱いをされた生活の小沢共同代表が、本件について以下のように談話を発表しています。
小沢氏の事務所は、小沢氏に言わせれば、1円単位で政治資金を管理している。それから言えば、甘利氏の話は許せないだろう。その思いは以下の文に滲み出ています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【甘利明前経済再生担当大臣の記者会見を受けて】(談話)
代表 小沢一郎  2016年1月28日
http://31634308.at.webry.info/201601/article_28.html
『絶大な権力を持っていた現職閣僚およびその事務所の所業として、今後国会の場で徹底的に真相が究明されるべきものであると共に、最終的には司直の手で事実が明らかにされるべきものと考える。』
 まず、このたびの甘利氏を巡る一連の疑惑はTPP交渉担当の主要閣僚として絶対あってはならない話である。
 本日の会見では、証拠もあり、逃げられそうもないので、現金の授受そのものは認めたが、最後まで自分自身は潔白であると主張するなど、後から都合よくシナリオを作り上げた印象だ。
当該業者からUR絡みの陳情を受けていることを十分承知していたわけだから、これだけの金額の献金の意図について、大臣自身が全く認識していなかったということは現実的にあり得ない。
 このような意味から、甘利氏の本日の説明は全く説得力がなく、このたび単に閣僚の職を辞したからといって、政治家としての法的・道義的責任を免れるものではない。 
 したがって、絶大な権力を持っていた現職閣僚およびその事務所の所業として、今後国会の場で徹底的に真相が究明されるべきものであると共に、最終的には司直の手で事実が明らかにされるべきものと考える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このようなかくも絶大な権限を持った検察審査会が、今度の甘利事件で動かないなら、検察審査会のいかがわしさが嫌でも証明されることになるのです。
つまり「審査会のメンバーが安倍政権の思う人物が人選される」ということです。検察審査会もまた国策捜査の手先であるということです。

司法のまで、信用できないのでは、われわれ国民はどうしたらいいのでしょか・? 誰を信用して生活すればいいのでしょう。
最高裁を頂点としたこの国の司法は完全に腐りきっています。
三権分立の原理が、もはやこの国では機能していないということです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【甘利氏会見と食い違い、「告発者」が証言 現金授受問題】
朝日デジタル  2016年2月1日05時13分
http://www.asahi.com/articles/ASJ105JVCJ10UTIL00Y.html…
イメージ 1

 甘利明・前経済再生相の現金授受問題で、現金などを渡した建設会社の総務担当者が31日、朝日新聞の取材に応じた。甘利氏が会見で説明した計600万円の授受以外に、900万円超を秘書に渡していたことを証言した。甘利氏自身の現金授受をめぐっても、「道路建設の補償交渉のお礼」と述べるなど、趣旨や状況に食い違いをみせている。
ーー中略ーー
■大臣室での50万円「甘利氏、ポケットに」
 総務担当者は一色武氏(62)。千葉県白井市の建設会社と独立行政法人都市再生機構(UR)との道路建設の補償交渉を担った。一色氏は、甘利氏側から受け取った領収書や秘書らと面会した際に記したメモなどを示しながら、授受の状況を説明した。
ーー以下略ーー

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3913

Trending Articles