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Channel: 山と土と樹を好きな漁師 ー「佐々木公哉のブログ」
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「安倍晋三の本音」の思うツボにならぬように、気を引き締めていきましょう。憲法や庶民の声も無視した安倍晋三。  まあ、「最悪の政治家」として歴史に残るでしょう。

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【「安倍晋三の本音」ー 安保関連法のことなど、みんな早くきれいさっぱりと忘れてもらいたい。立憲主義違反だとか、平和主義にもとるとか、非民主的だとか、いろいろ言われたけれど、法案が成立してしまえば、もうこっちのものだ。】




「安倍晋三になったつもりで彼の本音を書いていきます。」
安保関連法のことなど、みんな早くきれいさっぱりと忘れてもらいたい。立憲主義違反だとか、平和主義にもとるとか、非民主的だとか、いろいろ言われたけれど、法案が成立してしまえば、もうこっちのものなのだ。
 あとは、目立たないところで、制服組と外務省の官僚諸君が良きにはからうだろう。最初から国民を刺激する愚策は講じない。少しずつ、小出しになし崩していくんだ。これが安倍晋三流の本流やりかただから・・。
 しばらくは、憲法や安全保障の課題を離れよう。



この法案審議の中で生まれた、「数々の安倍およびその取り巻きたちの名言集」は見たくも聞きたくもない。一刻も早く忘れたいし忘れてもらいたい。問題は、国民がいつまで覚えているかだ。国民の記憶力なんて、どうせ大したものじゃない。安保法案はホントは自衛隊を軍隊にしす「戦争法案」だったが、なんとか国会でも私が総裁である自民党と公明党の山口代表との絆で数の力で、押し切った。
 今からは、とにかく「安保体制」の政治を離れて、国民が喜ぶ「経済の優先の政策」を打ち出そう。国民に憲法改正問題を忘れてもらうには、政権の目標を経済の復興におくことしかない。なあに、そうしてるうちにあの「戦争法案」は怒ってデモをしていた国民もそのうちおとなしくなっていくはずだ。昔の安保闘争のあとにも直ぐに国民所得倍増計画で国民は騒がなくなったのでから・・。国民は馬鹿だからNHKや読売、産経新聞に圧力をかければ、関心を「景気」に持ってっていけば、国民も裕福になりたいから直ぐに忘れるはずだ。国民も金には僕ら政治家と同じで弱いんだからね。
 ホントなら、東京オリンピックを語って盛り上げたいところだ。だってそのために招致した国民統合のためのイベントだろう。国威発揚の舞台だ。端的に言えば、国民が政権に反抗しないように与えておく娯楽として、これに優るものはないじゃないか。ところが、これはダメだ。使えない。ブエノスアイレスでの招致演説で、「放射能は完全にコントロールされ、ブロックされている」なんて私自身がデタラメ言っちゃったし、その後の国立競技場建設問題も、エンブレムもみんなおかしくなってきた。このネタ、古傷を思い出させて、とても使えない。




 
仕方がない、苦し紛れの「アベノミクスは第2ステージに移る。『1億総活躍社会』をめざす」なーんちゃって。こういう普通の感覚ではとても恥ずかしくて口にできないことを、堂々と言ってのけるのが、やっぱり総理総裁たる私の器なんだな。
 アベノミクスは、このところすこぶる評判が悪い。アホノミクスという揶揄の言葉が定着しつつある。とりわけ、アベノミクスの本丸となる「第3の矢・成長戦略」の成果がまったく見えないし、経済界の批判も強い。いつまでも、「もう少し待て」「その内に、地方も良くなる、庶民の懐も暖かくなる」と言って来たけれど、結局は貧困と格差の拡大だけが現実となっているというわけだ。そう言われてもやむを得ないね。そのとおりなんだもの。
 
 そうだ、ちょっと趣向を変えてみよう。アベノミクスの第3の矢に替えて、「新3本の矢」だ。これぞ、矢のインフレ、デフレからの脱却の術。またの名を安倍流忍法「国民の目先・目眩ましの術」。「強い経済(GDPー600兆円)」「子育て支援」「社会保障」「介護職離職ゼロ」だ。少子高齢化の社会に挑戦して、女性の活力も高齢者の労働能力も活用して、強い経済をつくっていこうという呼びかけ。「えっ? いままでそんなことも考えて来なかったの?」と言われると、グサッと胸を抉られる思い。「問題はどうやって実現するかの具体策でしょう? 何か名案があるの?」と聞かれると、グサッグサッと来る。さらに、「安定した財政再建のためとして、庶民増税を実行し、社会保障を削ってきたのは安倍政権じゃないの」などと言われると、グサグサグサッと3本の矢が方向を変えて、私の顔に突き刺さる。
 でも、国民のほとんどが私の言うことを素直に聞いてくれるお人好しばかり。NHKや産経・読売のような、政権を批判しないことを身上とする御用メディアが大いに頼りになる。だから、これでもなんとか持ちこたえられる。
 もっとも、話題を経済だけで済ませるわけにはいかない。記者の質問に応じて、「憲法改正は自民党の党是」だと言っちゃった。「改正に支持が広がるように努力を重ねていく」とも述べておいた。来夏の参院選では一応「公約に掲げていくことになる」と言わざるを得ない。ホントは言いたくはなかったのだけど、逃げているように見られるのもみっともないからね。
 「安倍政権の間は憲法改正の議論はしないというかたくなな態度ではなく、未来の日本、今の日本のために何が必要か勇気を持って(憲法改正の)議論に参加してほしい」と呼びかけたが、まずかったかな。この頃、何もかもうまくいかなくて、さっぱり自信がないんだ。
 それでも、これからは「経済問題」を前面に押し出して、ビリケン(非立憲)安倍といわれないように、国民から点を稼がなくてはならない。とりあえずは、来年夏の参院選までが勝負だ。
はやり大きなポイントは、「安保関連法案での安倍内閣へのバッシングを国民が忘れてくれるかどうかだ」。 やはりそこが勝敗の分かれ目なんだがけどなあ。
国民が何とか忘れてくれる事を神に願うしかないかなあ。
                  「安倍晋三の本音」は以上。
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以前投稿した、
【安保関連法案の採決不存在の確認と法案審議の続行を求める申し入れ】
の緊急のメール署名をお願いしました。
    http://form1.fc2.com/form/?id=009b762e6f4b570b
署名数は本日(9月25日)の朝に目標以上の30158筆を超えたようです。

【醍醐聰のブログ】
    http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-bd74.html
 「あんな採決は認めない」という市民の怒りの声を、明日、13時過ぎに、山崎参議院議長と鴻池安保特別委委員長の国会事務所に出向き、申し入れ書を提出すると同時に、署名簿を提出します。
ブログには、多くの方から署名に添えてメッセージが寄せられています。その中の3つを紹介されています。
「安倍晋三の本音」はどうであれ、我々は絶対にあの時に怒りを忘れてはいけませんし、上記の「安保関連法案の採決不存在」も盛り上げて行かなくてはなりません。また、司法の訴えも起きて来るはずです。そちらも共に戦わなけばならないことです。

「安倍晋三の本音」の思うツボにならぬように、気を引き締めていきましょう。憲法や庶民の声も無視した安倍晋三。 
                   最悪の政治家です。

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